さちこの部屋(200)
chit chat(62)別離 〜その1〜
昨年秋、大好きだった彼とお別れした。
できることなら天に召されるその日まで、ずっと一緒にいたかった。
でも、いつかはお別れしなければならないと、常に頭の片隅にあった。
早く終わりにしなければ、早く忘れなければ…と、この2年もがき続けてきた。
その間、幾度か彼と距離を置こうとしたが、顔を見ると気持ちが引き戻されてしまい、また彼のもとへ戻ってしまう、ということを繰り返してきた。
そんな弱い自分に心底嫌気が差し、自分で自分をちゃんと大切にできる人になろう!と決意。
きっぱりと彼に別れを告げた。
心を引き裂かれるような辛いお別れから半年、街中で彼と同じ香りとすれ違っても、心がかき乱されることはなくなった。
やっと、彼への未練と執着を手放すことができたのだろう。
いつも彼が側にいてくれたことで、辛い時も悲しい時も、どれだけ救われたことか。
でも、私は彼とは別々の道を歩むと決めたのだ。
これからは、自分で自分をもっと大切にしてあげよう。
あんなに辛い思いをしてもお別れできたのだから、私はひと回りもふた回りも成長しているはず。
大丈夫、私は必ず幸せになる。
……私が心から愛した彼の名は、
「ウィンストン・キャスター・ホワイト・ワン・100’s・ボックス [j-115]」
はーい、ということで、要は禁煙したんですよーということでした。
こよなく愛していた煙草を、擬人化して架空の「彼」として寸劇を書いてみましたー。
長々と茶番劇にお付き合いくださり、有難うございます笑
ブログ、「さちこの部屋」はお陰様で今回で200回!
いつも拙い文章を読んでくださっている皆さん、本当に有難うございます。
たまに皆さんからの感想をお聞きすると、とても励みになっています。
記念すべき200回目なので、皆さんにプチドッキリでお楽しみいただければと。
もし、お時間がありましたら、煙草をイメージしながらもう一度冒頭部分からお読みください笑
昨年11月に、研修のため4日間会場とホテルに缶詰めになった際、煙草を吸える環境が無かったため、以前から考えていた禁煙に再トライ。
そして、せっかく4日間我慢できたのだから、もう少し頑張ってみよう…もう1週間頑張ってみよう…ここまで我慢したんだからこのまま続けるぞーと思っているうちに、もう吸わない生活に慣れたのであった。
現在は煙草売り場が目に入っても何にも感じなくなったし、街中やお店で煙草のケムリを嗅いでも吸いたいとは全く思わなくなった。
以前は喫煙所を見かけると、吸っとかなきゃ損!くらいに思っていたのにね。
一昨年にも禁煙しようと2週間くらい止めていた時期があったのだが、たまたまその頃にめちゃめちゃ腹の立つ案件が勃発して、吸わなきゃやってられん!とあっさり挫折。
昨年のお正月明けのブログで、「今年の目標は?…昨年の目標のうち、いくつか達成できなかったことが…云々」と書いたが、そのうちの1つが禁煙だったのだ(もう1つの達成できなかった目標も、後日ちゃんと達成できた)。
禁煙したことを周囲に告げたリアクション、生活の変化など、長くなるので続きは次回。
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