BTS(201)

(BTS200からの続き)


フレア:綾目(あやめ)と菖蒲(しょうぶ)の違いについて、お願いします。

チフレ:燕子花(かきつばた)も同じような花だよね。なので、燕子花も含めてお願いします。

セフレ:綾目、菖蒲、燕子花はよく間違いやすい花だけど、見分けるポイントを押さえておけば大丈夫だよ。

フレア:分かった。

セフレ:綾目は、ユリ目アヤメ科アヤメ属の植物です。花は5月上旬から中旬ころに咲き、花の大きさは小輪。丈は30cmから50cmで菖蒲や燕子花と比べるとやや小さめだよ。草原や乾燥地で育つのが重要な特徴だよ。

チフレ:そこ大事なポイントだね。菖蒲は湿地などの水の中に咲いてるからね。

セフレ:そうだね。何処で咲いてるかが見分けるためのポイントになるね。菖蒲も、ユリ目アヤメ科アヤメ属に属していて、花は綾目よりも少し遅く6月上旬から下旬に咲くよ。花の大きさは大輪で、丈が60cmから100cmにまで成長するものもあるみたいだよ。菖蒲が咲いている所は湿地や湿原などの水の中だよ。

フレア:燕子花もユリ目アヤメ科アヤメ属なの?

セフレ:違うよ。燕子花は、キジカクシ目アヤメ科アヤメ属に属しているんだよ。花は5月中旬から下旬ころに咲いて、花の大きさは中輪。丈は30cmから80cm程度で、開花時期も花の大きさも丈も、綾目と菖蒲の中間くらいだよ。

チフレ:燕子花は何処に咲くの?

セフレ:燕子花も湿地や池、沼などの近く、いわゆる水辺に咲くよ。花の色には紫色や赤紫色などがあり、葉っぱの主脈がほとんど見えないのが特徴かな。

フレア:最後に、綾目、菖蒲、燕子花の見分け方のまとめをお願いします。

セフレ:まずは咲く時期から。

チフレ:咲く時期は、綾目、燕子花、菖蒲の順でしょ。

セフレ:そう。綾目が5月上旬から中旬。燕子花が5月中旬から下旬で、菖蒲が6月上旬から下旬だよ。

フレア:咲く場所の違いもあったよね。

セフレ:綾目は陸地。菖蒲は湿地や湿原などの水の中で、燕子花が池、沼などの水辺だよ。

チフレ:花や葉っぱでの見分け方は無いの?

セフレ:花びらの付け根を見ると、見分け方のポイントがあるんだよ。

フレア:どんなふうに違いがあるの?

セフレ:綾目は花びらの根元が白と黄色で網目状の模様があるよ。菖蒲は花びらの根元が濃い黄色で網目状の模様がなく、燕子花は花びらの根元に白一色の筋があり網目状の模様が無いんだよ。

フレア:なるほど。花びらの根元で見分けるのが簡単かもね。

チフレ:いや。咲く時期と咲いてる場所の方が簡単だよ。

セフレ:今回は、似たような花についてのお勉強だったね。

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