さちこの部屋(176)

ソマチット暴発事件 〜その1〜 


 先月末頃、私がレッスン時に「手のひらを打撲してしまって痛いので手が叩けません。皆さんは気にせずに、いつも通り元気よく手を叩いてくださいねー。」とアナウンスしていたのを覚えているだろうか。

 私が酒好きなのをよくご存知の皆さんは、「あらあら、きっと先生、酔っ払って転んで手をついて打撲したのね…」と思っているに違いない。

 が、違ーう!!

 この打撲はちょっとした家庭内事故だったのだ。

 皆さんは「ソマチット」なるものをご存知だろうか。

 ソマチットとは、フランスの生物学者であり顕微鏡の研究者ガストン・ネサンによって発見された超微小生命体で、あらゆる生命体の細胞内に存在しているそうだ。

 ソマチットが体内で活発化すると、生活習慣病に罹りにくくなったり、免疫活性作用があるらしい。

 つまり体内環境が良い状態だとソマチットが活発化し、すると細胞が元気になり免疫力を高めることができるのだそうな。

 周年祭の準備と発表会の練習でスケジュールがキツキツになってきた頃、周年祭まで体調を崩さないよう、私の身体を気遣って会員Tちゃんがお裾分けしてくれたのだ。

 500mlのペットボトルに半分ほど入っているその液体は、振るとシュワシュワして林檎の炭酸ジュースのようだ。

 飲んでみると、林檎の炭酸ジュースのあと口に糠のような発酵した風味が鼻を抜ける。

 まあ、不味くはないが美味しいってほどでもない。

 でも彼女の説明によると、免疫力を高めてくれるらしいし、毎日おちょこ一杯飲めばいいだけだから、養命酒を飲む感覚で続けてみるか。

 何よりTちゃんのお心遣いが嬉しいし。

 ソマチットは残り1cmくらいになったら、無添加の果汁100%ジュース(林檎じゃなくても良いらしい)をペットボトル半分くらいまで注ぎ足していくだけ。

 何故半分までかというと、ソマチットが発酵して元気ビンビンだとちょっと振っただけで、ものすごい炭酸が湧き出てきて、蓋を開けた途端にブワーッと溢れてしまうため。

 そうならないよう、半分までというわけ。

 注ぎ足してから数日経つと、ちょっと発泡度合いが弱くなる。

 が、新たに林檎ジュースを注ぎ足してやると翌日にはめっちゃシュワシュワやーん✨となる。

 何だか生き物に餌をやって育てている感覚になって楽しくなってきたぞー。

 効き目のほどはどうなんだろう?

 こういうのって即効性のあるものじゃないだろうから、実際に免疫力が高まっているのかどうかはとんとわからない。

 でも先日、仕事仲間がうちに来て打合わせをした後一緒に呑んだのだが、この人がまあ重たーい咳をゲホゲホゲホゲホ…。

 マスクしろやーと思ったけれど、とりあえず直箸だけはしないでよ!と念押しして2時間くらい一緒に飲み食いしたのだが、風邪はうつらなかった。

 周年祭の前も、Retroをやって体力が底上げされていたこともあるだろうが、去年の疲労度合いと比べるとかなり楽だったように思う。

 まあ、はっきりとした効果はわからないが、元は林檎ジュース。

 1日1個の林檎は医者いらず、と昔から言うし、発酵食品で腸活は流行りだし、きっと何かしら身体に良いのだろう。

 ソマチットについては諸説あるので、気になる方はネットで検索してくだされ。

 日々の健康法として愛飲しているソマチットなのだが、先月末頃、深夜3時頃に喉が渇いて目が覚め、「そーだ、今日はまだソマチット飲んでなかった。」と気づいた私はキッチンでソマチットを飲んだ。

 ちょうどペットボトルの残りが少なくなってきていたので、林檎ジュースを注ぎ足そうとジュースの瓶の蓋を開けるため回しかけたその時…

 バーン!!!

 果たして何事が起きたのか!?

 長くなるので次週に続く。


※今回の添付写真は、いつも注ぎ足している林檎ジュースとソマチットが入っているペットボトルです。

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