さちこの部屋（１７４）

研修、研修また研修…！〜その３〜

　今回受講した研修はダンスとは全く関係ないのだが、一応座学と実技があった。

　実技といっても、ついて行くのに必死で脇から冷や汗は出るものの、運動の域には全然達しない。

　なので、実質ほぼ１日中座りっぱなしの４日間。

　オーストラリアの研究機関によると、日本人の平均座位時間は、世界最長の７時間だそうだ。

　長時間座り続けると、血流や筋肉の代謝が低下し、心筋梗塞、脳血管疾患、肥満、糖尿病、がん、認知症など健康に害を及ぼす危険性が指摘されている。

　さらに、１日に座っている時間が４時間未満の成人と比べると、１日に１１時間以上座っている人は死亡リスクが４０％も高まるそうだ。

　今回の研修は朝９時頃から夜２１時過ぎまで研修会場に缶詰め、休憩時間は１回あたり１０分程度、トイレを済ませて水分補給するくらいの時間しかない。

　昼食と夕食は会場内で必ず先輩方と同席してお話ししなければならないので、食事休憩が３０分あったとしても、一人だけ席を離れるわけにもいかず座りっぱなし。

　ホテルとの行き帰りは基本タクシー。

　ホテルに帰ったら、テキストを読み直しているうちに寝落ち。

　…全っ然！身体動かせてない！！

　正月休みだって自宅でトレーニングしてるのに。

　こりゃ研修受ける度に寿命を削ってしまうといっても過言ではないかもー。

　まるで身体を動かさない４日間を過ごした翌日、朝Moovaで普段通りレッスンを行ったら、案の定翌日にきましたよー。

　筋肉痛が。

　筋肉痛になったのは太腿。

　４日間トレーニングを行わないと筋肉が落ち始めると言われているが、本当だった。

　４日間、脚の筋肉ほとんど使ってなかったもんね。

　で、筋肉落ちた→普段通りに踊ったら筋肉痛。

　「４日間トレーニングを行わないと…」の理論を身を持って体感したのであった。

　体幹や腕の筋肉は、実技講習でまあまあ使っていたので、筋肉痛になるほどには落ちなかったのではないかと思われる。

　今、その落ちてしまった脚の筋肉を取り戻すべく、ToningのWarm upの３曲目に出てくる大量のスクワットをいつもより腰を落として負荷を上げてムキになってやっている。

　前回のブログで「太るのは一瞬、元に戻るのは数週間！」と書いたが、筋肉が落ちるのも一瞬、そして取り戻すのに数週間とまではいかないが、数日はかかるだろうなぁ。

　脂肪が増えるのも嫌だけど、筋肉が落ちるのはもっと嫌だ。

　せっかく日々コツコツと筋育してきたのにー。

　皆さんも病気や怪我でしばらく運動できなくなった時、ご自分の想像以上に体力、筋力が落ちてしまっているのを自覚して運動に復帰なさってくださいね。

　久しぶりにお友達と会って、ダンスして楽しくなっちゃって、以前のペースでいきなり「うぇーいっ😆」ってフルスロットルで動き出すと、怪我のリスクが上がります。

　また、身体のどこか一部が痛くてお休みされているのであれば、痛くない部位のトレーニングはできる範囲で継続しましょう。

　座り時間が長いと、身体だけでなくメンタルにも影響を及ぼし、鬱のきっかけになることもあるそうだ。

　これから寒くなると、ますます座り時間が長くなりがち。

　有酸素運動をするとセロトニンという幸せ脳内ホルモンが出て鬱の予防になるそうなので、「あ、なんか最近座ってばっかり！」と思ったら、MoovaへGo！！

　ZUMBAでセロトニンを出し、Toningで筋力維持増進。

　Moovaで心も身体も健やかに♪