BTS(174)

(BTS173からの続き)


フレア:今回は、火葬が終わったあたりから始めよう。

セフレ:その前に、これも葬儀社のスタッフが準備してくれると思うけど、確認することがあるよ。

テブレ:確認事項は何があるんだ?

セフレ:前回(BTS173)でも出てきたけど、必要な書類として火葬許可証、埋葬許可証、分骨証明書、火葬が終わるまでの待ち時間の場所や提供する飲食類、霊柩車の運転手や火葬場スタッフへのお心付けの他に何かあった際の現金などなど。

サブレ:今時、お心付けって必要なの? 何か昭和的だね。

チフレ:いわゆるチップでしょ。

カブレ:おいくらなんだ?

セフレ:相場としては、霊柩車の運転手には3,000~5,000円。マイクロバスの運転手には2,000~3,000円。火葬スタッフには3,000~5,000円。休憩室係には1,000~2,000円だね。

テブレ:本当に渡す必要があるのか?

セフレ:葬儀社の見積の中に全て含まれていることがほとんどだよ。また、公営の火葬場の場合はお心付けは遠慮(禁止)しているよ。

フレア:じゃ、考える必要はないね。次、埋葬許可証は?

セフレ:通常、火葬許可証と埋葬許可証は一緒になっていて、火葬が終わったら火葬場の責任者が押印してくれるよ。押印したモノが埋葬許可証になるよ。

フレア:許可証の提出や受領は?

セフレ:葬儀社のスタッフがやってくれるよ。

チフレ:次の分骨証明書は?

セフレ:火葬の際にあらかじめ分骨することが決まっていれば、火葬場の責任者が書類を発行してくれるよ。

フレア:それも葬儀社スタッフ任せでいいのね?

セフレ:そうなんだけど、分骨証明書の必要枚数を伝えておく必要があるよ。

フレア:何で? 1枚あれば十分でしょ。失くさないし。必要ならコピーすればいいし。

セフレ:例えば、遺骨のほとんどをお墓に埋葬し、その一部を他のお墓に、その一部を海に撒いて散骨し、更に一部をペンダントに納める場合は、お墓の他に3か所に分骨することになるから、分骨証明書が3枚必要になるんだよ。

チフレ:分骨は、火葬の時にしか申請できないの?

セフレ:お墓に埋葬した後でも分骨は可能だよ。

サブレ:その場合は何処の誰に許可してもらうの?

セフレ:遺骨を納めている寺院や霊園で分骨証明書を発行してもらえるよ。

チフレ:そうなんだね。じゃ、火葬時に慌てて決める必要はないんだね。

セフレ:ただし、お墓の形状によっては、遺骨を分骨するに当たり、骨壺を納めているカロートが墓石の下にある場合で、かつ蓋や扉が付いていない場合は墓石を動かす必要があるよ。

フレア:カロートって何?

セフレ:先祖の遺骨(骨壺)を納めておく空間で納骨棺というものだよ。

カブレ:墓石なら自分達でも動かせるのでは?

セフレ:イヤイヤ。すごく重いので素人が動かすのは危険だよ。だからお墓を造った石材店などに依頼しなければならないよ。

テブレ:お金かかるのか?

セフレ:勿論。墓石を動かしてもらうのに2~3万円程度かかるよ。

チフレ:証明書の発行にも手数料が必要なの?

セフレ:だいたい数百円だよ。

フレア:最後に、飲食類は?

セフレ:火葬が終わるまで1時間程度かかるので、待っている間のお茶菓や軽食、飲み物を用意するんだよ。

フレア:なるほどね。じゃ、今回はこの辺で終了。


(BTS175につづく)

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