さちこの部屋(155)
chit chat(47)念願のバカンスへ 〜その2〜
旅行初日はホテル到着後、地元のスーパーにお酒とおつまみを買出しに行き、それから焼き鳥屋さんで夕食。
その後、ホテルに戻って連れの2人はお風呂へ。
私は連れが予約しておいてくれた出張マッサージを受けた。
自宅で行っているパーソナルトレーニングではトレーニングの最後にペアストレッチとリリースを行う。
いつも人様の身体を解しているので、自分が施術を受ける側になるのはとても有難い。
普段は自分で自分のリリースを行うが、やはり背中やお尻などの手が届かないところはセルフストレッチするしかないから。
施術を受ける側になって思うのは、人の手ってやはり心地良いということ。
同じ「解す」のでもマッサージチェアやツボ押しの器具とはまたひと味違う。
まさに「手当て」とはこういうことを言うのだろう。
気持ち良くて1時間はあっという間に過ぎ、その後温泉に浸かり更にリラーックス!
そして深夜まで連れとあーだこーだくっちゃべりながら呑む。
連れの2人とは知り合ってから10年近く経つのだが、普段は他愛無い話しばかりであまりお互いの深い話しをしたことはなかった。
旅行に行くと今まで気がつかなかったお互いの嫌なところが見えて仲が悪くなるという説を聞いたことがあるが、全くそんなことはなかった。
半世紀も生きていればそれぞれいろんな経験を積んでいるわけで、それらにまつわる話しを聞けて、連れの人としての深みや優しさなど、感心するやら共感するやらでますます大好きになった。
そして2日目。
朝食はホテルのバイキング。
今回の旅は普段酷使している筋肉をとにかく緩めるということと、呑みまくって食いだおれることを目的としているので、朝からガッツリ食べまくった。
その後、軽井沢マダムTさんがホテルの前まで車でお迎えに来てくださり(ベンツだー!!ベンツであちこち案内していただけるなんて超贅沢✨)、以前からTさんにお話しを伺っていて是非行ってみたいと思っていたバラ園へ。
ここは池の周りをぐるっと散歩しながら、四季折々の花々と美しい景色を堪能でき、1日に5組限定のホテルやイタリアンレストランも併設している。
まぁ、とにかくめちゃめちゃ綺麗!!
駐車場にある管理事務所からしてバラが咲き乱れている。
そして駐車場から既にバラの香りでいっぱい!
普段は食事する時以外は外出中に絶対にマスクを外さない私だが、これはこの天然のアロマを目一杯吸わなきゃ損!とマスクを外し何度も深呼吸。
なんて良い香り!!
イングリッシュガーデン風に設えられた園内を散策していると、庭仕事をしている女性が。
Tさんはしょっちゅうここにいらしているので知り合いだそうだ。
お話しを伺うと、ほぼお一人でここのバラ園の手入れをなさっているという。
この方がまた咲き乱れるバラに負けず劣らずものすごい美人。
身長はゆうに170cmはあろうか、年の頃は40代、手足が長くすらっとしたスリムなボディに真っ白なシャツ、ピタッとしたスキニーパンツ、ガーデニング用のハットやブーツを身に付け、しかもとーっても気さくで感じが良い。
あまりにも素敵なので、一緒に写真を撮っていただいた(この美女との写真はご本人の許可を取っていないので掲載しませんが、各自想像を巡らせてください)。
まるで宝塚の女優さんに群がるおばちゃん3人の図だ笑
ガーデナーの方までこんなにお洒落で素敵なんてさすが軽井沢。
あんな美人はここらで見たことないぞー。
芳醇なバラの香りと優美な景色を満喫した後、Tさんお勧めのお蕎麦屋さんへ。
天麩羅の盛り合わせとざる蕎麦を注文。
さすが長野県、お蕎麦の喉越しも香りも素晴らしい✨
そして天麩羅、全て小ぶりなのだが冷めてもサクサク、それぞれの食材がどれも美味。
でーっかい天麩羅を提供してくださるお蕎麦屋さんやうどん家さんがよくあるが、ひとつの具材だけでお腹いっぱいになってしまうので、個人的にはあまり好きではない。
中年のおばちゃん3人にはこの量がベスト。
2日目も朝からピーカンで真夏の暑さだったので、まずはビール!
そしてお蕎麦と天麩羅をつまみによく冷えた冷酒をいただく…。
最高過ぎるやーん!!
そう、これこれ!
昼から蕎麦屋で蕎麦と天麩羅をつまみに冷酒を呑む、久しぶりにやりたかったんだよねー。
以前にも何度かやったことはあるが、景色はいいし、味も良し、お店も小洒落てるし、天気も上々、旅先での開放感もあって、地元や都内でやるより格段に美味しく感じる。
やはり美味しい食事ってお料理そのものの味だけでなく、一緒に食べる人やシチュエーションも美味しさを更にアップしてくれるんだなー。
長くなったので、続きはまた次回。
※添付写真は、朝食バイキング。
これに更にスープをお代わり、フルーツ盛合わせも食べた(私は朝からガッツリ食べる人)。
そしてバラ園、お蕎麦屋さんの店構えと天麩羅とざる蕎麦、これに合わせた五郎兵衛米で作られた地酒がまた美味し!
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