BTS(155)
(BTS154からの続き)
セフレ:今回も、良い葬儀社選びのためのコツやポイントの説明の続きです。
フレア:前回は4つ目まで説明したから、残り6つだね。
セフレ:ホームページに掲載されている定額プランとかセット料金を鵜吞みにせず、必ず事前に見積を出してもらうことだよ。
フレア:何故?せっかく割安な定額プランとか、全て込々のセット料金があるのだからそのまま利用すればいいのに?
セフレ:セット料金だからと言っても、セットとして何が含まれているのか確認する必要があるんだよ。セット料金には必ずオプションが含まれており、どのお葬式でも必ず選択するようなモノをオプションとして追加する仕組みになっている場合もあるので注意が必要だよ。
フレア:そうなんだ。お葬式で必要なモノは全てセットとして含まれているのかと思っていたよ。
セフレ:どこまでをセットの範囲とするかは、それぞれの葬儀社の考えで決めるので、やはり一度、見積を取って内容を確認する必要があるよ。オプションの追加によっては、定額プランからかなり高額な費用になる場合もあるからね。
フレア:定額プランも同じようなモノなの?
セフレ:定額と言っても、あくまでも目安の価格なので定額に含まれる範囲の確認が必要になるよ。本当に最低限の費用のみで、お花とかの装飾、ドライアイスなどが含まれていない場合もあるよ。
フレア:分かった。ネットやテレビでの宣伝を元に自分に合ったお葬式がどれくらいの費用になるのか見積と相談が必要なんだね。
セフレ:次は、家族(遺族)の要望や意見を丁寧に聞いてくれる葬儀社を選ぶことだよ。
フレア:葬儀社側の姿勢として、それも大事だよね。できる限り故人や遺族の希望に沿ったお葬式にしたいからね。
セフレ:そのためにも見積や相談においてお葬式についての希望を伝えた際に、1つか2つのオプションを提示する葬儀社よりも様々な選択肢を準備してくれる葬儀社を選ぶことだよ。
フレア:選択肢が多すぎでも迷ってしまって選べないのでは?
セフレ:そうかもしれないけど、2つのオプションで10万か50万かというよりも、10万から50万の間で5万刻みの9個の選択肢があった方が、より故人や遺族の希望に適したお葬式ができることになるからね。
フレア:でも、それぞれの5万の差分がよく分からないかも。
セフレ:そこは、丁寧に親身になって説明してくれる担当者がいるかどうかの判断ポイントになるので、気にせず質問して納得がいくまで聞いてみることだよ。また、どのようなお葬式にすべきか具体的なイメージが湧かない場合は、一人で悩まずにプロである葬儀社(担当者)に気軽に相談してみることだよ。快く相談に乗ってくれるような葬儀社(担当者)であれば安心できるからね。
フレア:分かった。臆せず聞いてみる。
セフレ:是非。葬儀社の中には、希望を十分に聞いてくれず納得がいくまで説明してくれず相談にも乗ってくれずに、早めの契約を催促してくる葬儀社もあるからそういう葬儀社はあまりお勧めではないよね。
フレア:オプションの多さと説明の丁寧さが、良い葬儀社選びのポイントだということが良く分かったよ。
セフレ:次に、お葬式を行うまでの期間・日数にもよるけど、できるだけ契約を急かせない葬儀社を選ぶことも大事だよ。
フレア:それ重要だと思う。お葬式に限らず、高額商品などを購入する際に、時間がないからとか今だけの特典だからとかのキーワードで契約を迫ってくる担当者っているよね。
セフレ:それあるね。葬儀社の中にも「今すぐ契約をしてくれた場合はお得サービスをつけます」とか言って、特典を付けることで契約を急がせてくる葬儀社が実際にあるみたいだよ。
フレア:気を付けた方がいいね。そのためにも見積と相談に丁寧に対応してくれるかどうかだよね。
セフレ:そうそう。フレアも良い葬儀社選びのコツが分かってきたみたいだね。そもそもお葬式の内容は故人や遺族によってそれぞれ異なるし、素人の喪主が一人で葬儀内容から葬儀費用まですべてに対応するのは難しいから、やはり、一つ一つ丁寧に時間をかけて対応してくれる葬儀社、いわゆる契約のみを急がない葬儀社が良い葬儀社と言えるよ。
フレア:だよね。
セフレ:お葬式までの期間・日数が少ない場合は、葬儀社をなる早で決める必要があるけど、あまりにも急いで契約をしてしまうと後々トラブル発生の原因になることもあるので、できる限り慎重に葬儀社を選ぶことに心がけることだよ。
フレア:やっぱり、そのためにも事前に生前に葬儀社を訪問し相談して見積を取っておくことが大事になるね。
セフレ:うん。そうなると終活が重要になるよ。
フレア:そろそろ終活でも始めようかな。ところで、あと何個あるの?
セフレ:あと3つだよ。
フレア:じゃ、それは次回にしよう。
(BTS156につづく)
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