BTS(156)
(BTS155からの続き)
フレア:では、良い葬儀社選びのためのコツやポイント、ラスト3つお願いします。
セフレ:8個目です。ネット上で、葬儀社が実際に担当したお葬式の実績や利用者の口(くち)コミを公開している葬儀社を選ぶこと。
フレア:口(くち)コミを公開していたとしても良いことばかりで、利用者からの不平や不満も公開しているかどうかによると思うけど。
セフレ:口(くち)コミ公開は、葬儀社にとって諸刃の剣ではあるけど、実際に担当したお葬式の実績、特に経費や式典の写真などが豊富に掲載してあると参考になるよ。
フレア:確かに、一生に何回もするような祭事でもないし費用が高額になるから、良いことだけだとしても情報公開されていたほうが安心できるよね。
セフレ:口(くち)コミに利用者の不平・不満を掲載している葬儀社はある程度信用できるのかもね。
フレア:ただし、不平・不満の内容によっては、「その程度もできないのか」とか「そんな対応の葬儀社っていったいどうなの」という疑問や余計な心配を感じてしまうような内容だと、逆効果かもね。
セフレ:とにかく、ネット上で、葬儀社が担当した過去の実績の掲載は、見る人にとっての安心感や信頼感につながると感じるから、豊富な実績がある葬儀社を選ぶという人間の心理に適っているのかもね。
フレア:それに具体的なお葬式のイメージが決まっていない人にとって、過去の実績がたくさん掲載されていれば、それを参考にしながらお葬式のイメージが具体化できてよいのかもね。
セフレ:そうだね。過去の実績を元に葬儀社を決めることで、理想とするお葬式の流れや大体の予算感などのイメージが確認できるね。
フレア:じゃ、残り2ついってみよう。
セフレ:ラス2。事業規模の大きさよりも、担当者や会社としての仕事やお客様に対する丁寧さを重視して葬儀社を選定する。
フレア:それ、大事だよね。故人の遺族に対しては勿論のこと、お葬式に参列した一般の方々にも丁寧に対応してくれる葬儀社がいいよね。
セフレ:そうだね。お葬式は、遺族や親族だけではなくて、故人の生前に親交があった方々もお葬式に参加していただくからね。
フレア:でも、最近は家族葬も増えてきているのでしょ。
セフレ:そういう傾向にあるね。実は、葬儀社の中には、家族葬のような規模の小さいお葬式を断る葬儀社も多いらしいよ。
フレア:それは利益が小さいからかな。
セフレ:そのとおりで、葬儀社によっては1回のお葬式で多くの利益を得るために強引にお葬式の形態を変更したり、気の利かない最低限の対応をしたりする葬儀社もあるみたいだよ。
フレア:葬儀社といえども、いち企業として利益追求するのは分かるけど、どうなのかな。
セフレ:結局は、1回のお葬式で多くの利益を得て信頼を無くすか、1回の利益は少ないけど利用者の信頼を獲得して口(くち)コミや評判から多くのお葬式を担当するか、どちらを大事にするかはそれぞれの葬儀社次第なんだけどね。
フレア:全国に約9,000社もあるお葬式業界での生き残り、サバイバルだね。
セフレ:とにかく、一般的なお葬式だけではなく、家族葬や一日葬、直葬などの様々なスタイルのお葬式にも、快く引き受けてくれる葬儀社を選ぶことが大事だよ。
フレア:いよいよ最後だね。長かった。やっと②葬儀社手配(BTS143を参照)が終わるんだね。
セフレ:うん。いよいよ良い葬儀社選びのポイントのトリ。でも、まだお葬式に関しては③搬送から⑰納骨まであるよ。(BTS143参照)
フレア:そっちも、まだまだ長い道のりだね。
セフレ:最後のポイントは、定額プランが用意されている葬儀社を選ぶ。
フレア:それって、困った時、迷った時の定額頼みとか。
セフレ:ずばり、そうです。
フレア:えっ、当たりなの。
セフレ:定額プランであれば、ほとんどの場合、高額な追加料金(オプション)などを必要とせず基本的なセットで全てが事足りるようになってるからね。
フレア:確かに。いろいろな葬儀社から見積を取ったり相談したりしてると、本当にどれが良いのか迷ってしまい決められなくなりそうだよ。
セフレ:そういった場合にこそ、定額プランが有力な選択肢になるよ。また、突然の旅立ちにより、十分な経費の準備ができない中でのお葬式からの後日支払いとなるので、支払期日に余裕がある葬儀社や、カード支払い、ローン支払いなどに対応している葬儀社を選ぶこともポイントの一つだよ。
フレア:ありがとう。いろいろと勉強になった。
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