さちこの部屋(009)
「姿勢改善って何のため?」 〜その1〜
私は自宅近くに部屋を借り、「美トレ」(井上かなえ先生考案、健やかで美しい身体を作るトレーニング方法)のパーソナル・トレーニングを行っていますが、今までお越しになられたお客様のほぼ9割くらいの方が程度の差こそあれ、猫背、巻き肩、ストレートネックの状態です。
横向きに寝て行うトレーニングの際に、「ご自分で真っ直ぐだと思う姿勢で寝て下さい」と言うと、ほとんどの方が「く」の字の状態です。
そこで私がトレーニングの正しいフォームの為に頭や肩、骨盤の位置を修正すると、「すごく頭が後ろにあるようで気持ち悪い」と仰られます。
そりゃそうですよね。長年その姿勢で生活されてきているのですから、その方々にとってはその姿勢がナチュラルだと感じていらっしゃるでしょう。
ですが、その姿勢のままでいることで、腰痛や四十肩、神経痛など様々な症状に悩まれている方もとても多いです。
姿勢の歪みは生活習慣からきていることがほとんどです。
〇〇矯正ベルトや整体サロンなどの姿勢矯正も良いと思いますが、要は継続できるかどうかにかかっています。
矯正ベルトや整体サロン等で人任せに何とかするのではなく、ご自分の生活習慣の中で姿勢改善していけるよう、また筋バランスを整え、正しい筋トレやストレッチを一緒に覚えた方が健康維持や美ボディメイクの為にも一石二鳥でお勧めです。
まずはそもそも、ご自分が猫背や巻き肩、ストレートネックになっているかどうかの簡単なチェックをしてみましょう。
壁の前に立ち(急に意識して良い姿勢をとろうとしないでくださいね笑)、なるべく普段通りのご自分が楽に立っている姿勢のまま壁にピッタリと背中をつけて下さい。
この時に、頭の位置、肩の位置、お尻の位置に注目しましょう。
①後頭部が壁についていない
→ストレートネックの可能性あり
②肩が壁についていない
→巻き肩、猫背の可能性あり
③お尻が壁についていない
→猫背、骨盤後傾の可能性あり
※たとえ、ついていたとしても、普段と違い、少し無理している感じがあれば十分予備軍です。
よく、ウィンドウショッピングしていて、何の気無しにふとガラスに映ったご自分の姿勢にぎょっとしたことはありませんか?
人は鏡の前に立つ時には無意識にきちんと、そして綺麗に見えるよう修整しますよね。
なので一度ご家族にお願いして、ぼ〜っと気を抜いている時にこっそり写真を撮ってもらいましょう。
見るとショックが大きいかもしれませんが、そこに真実が露見しています😱
まずは現在の自分の状態を正確に知ることが一番大事です。
そこから、「よしっ!!」っと一念発起するのか、「もういい歳だし…面倒くさいから、まいっか〜」となるか、はご本人次第。
パーソナルやトーニングレッスンに参加されている方や、普段からジムでトレーニングに励んでいらっしゃる方は前者。
私としては、好みは人それぞれですし、別にみんなが皆スーパーモデル体型を目指さなくたっていいと思っています。
それよりも、そんなに身体がしんどいのであれば、老後に毎日接骨院や整体に電気をあてに行くより、今のうちに少しずつ頑張った方が、後々ご本人が楽だろうなぁと💦
さて、この話しは〜その2〜に続きます!
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