さちこの部屋(099)
chit chat(21)〜おひとり様生活終了〜その4〜
鬱病の完治を目指し、三芳町総合体育館に利用者として通い出した私。
定期的に運動をするのは、約8年ぶりのことだった。
2時間の枠の中で、エアロなどの有酸素運動のレッスンを1本、その後1時間ランニングマシーンで速歩やマシンで筋トレ。
3人の子ども達の妊娠、出産、育児期間の間に(長男を妊娠した時点でイントラ業は引退していた。)体脂肪率が24%くらいに増えていたのだが、定期的に運動を再開するようになったら、あれよあれよという間に半年くらいで20%まで体脂肪率が減少。(お酒は呑んでましたよー。食事も普通。)
そうなると俄然やる気も湧いてくるし、重たいコートを脱いだかのように、身体が軽くなるとともに心まで軽やかになってきたのだ。
何より、やはり有酸素運動系のレッスンはめっちゃ楽しい!
それに身体を動かして汗をかくことの楽しさも再認識。
何はなくともとにかく体育館にせっせと通い、体育館でのジム友もでき、気がつけばすっかり鬱病から脱していたのだった。
鬱病のきっかけになったストレスの諸々は何ひとつ回避、解決はしていなかったが、それ以来、普通に気が滅入ることはあっても、今日に至るまで鬱病とはご縁が切れている。
カチーンとはきたものの、鼻毛モジャモジャ先生の仰言られたことはその通りで、「自分が変わるしかない」。
自分が変わるきっかけは人それぞれだと思うが、私の場合は「定期的な運動」が何よりも効果を発した。
なので、娘にもこんこんと言い聞かせ、状態の良い時は少しでも運動をするという取り決めをした。
先日、私が自宅で行なっている自主トレを娘も一緒に行ったときのこと。
娘は元々あまり運動が好きな方ではないし、高校では体育の時間のみ運動、そして高校を卒業してからは一切運動する機会ゼロ。
当然、ピッチピチの若者とはいえ、筋力も弱けりゃ柔軟性も無し。
体幹トレーニングで腹筋運動をやっていたら、最初のうちはひーひー言いながらも何とかついてきたが、途中で棄権。
「バケモノ…😱💦…お母さん、今何歳?!」
と呟いた。
失礼なっ😤
バケモノではない。
日々の鍛錬の賜物だ。
仕事だから、というのもあるが、何歳までインストラクターとして活動できるか、自分の身体で人体実験しているのだ。
自分の仕事が好きだから、できる限り長くこの仕事を続けたいし、引退後は利用者として毎日元気に体育館で運動を楽しみたいし、旅行にも行きたい。
そして天に召される直前まで自分の足でトイレに行きたい。
お母さんが足腰丈夫で元気な老人になれば、娘のあんたも介護の心配が無くて安心でしょうよ。
まあ、とにかく娘はまだ運動初心者も同然。
一緒に暮らしている間に育児し直すつもりで、生活のリズムを整えること、自分の身体のためになる食生活を遂行すること(料理の仕方、家事全般も含む。)、そして定期的に運動をすることを教え込まねば。
〜その5〜に続く。
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