ＢＴＳ（１６９）

（ＢＴＳ１６８からの続き）

フレア：さあ、今回は、通夜振るまいだよ。いってみよう。

カブレ：質問、通夜振るまいと、この後、話題になるであろう精進落としの違いは？

サブレ：その比較必要なの？

チフレ：似たようなモノを比較して検討したら記憶に残りやすいかもね。

セフレ：通夜振るまいは、お通夜の後に弔問客をもてなすための食事のことだよ。

テブレ：じゃ、精進落としも食事なんだな？

セフレ：そう。お葬式や法要の後に参列者にふるまう会食のことだよ。

フレア：儀式に参加したらお腹がすくからね。食事、大事だよね。

サブレ：一応、お通夜とかお葬式に関連した意味のある食事なんでしょ。

セフレ：通夜振るまいは、お通夜の後に、弔問客とともに故人の思い出話をしながら故人を偲ぶ意味合いがある食事で、しんみりとしたしめやかな食事になるよ。

テブレ：精進落としは、その逆でドンチャン騒ぎなのか？

セフレ：ドンチャン騒ぎとまではいかないけど、お酒を呑んだりしながら、ゆっくりと歓談を楽しむ感じだよ。

フレア：精進落としは、どのタイミングで食べるの？

セフレ：タイミングとしては一般的には初七日法要の食事として、又は火葬の後や火葬中に食べることが多いよ。最近では、初七日法要はお葬式と同時に行うことが多いので、火葬に１時間程度かかることから火葬中に精進落としするみたいだね。

サブレ：食事会には誰でも参加できるの？

セフレ：通夜振るまいの場合は、お通夜の後に時間がある弔問客が残る感じだね。

サブレ：精進落としの場合は？

セフレ：精進落としの参加者は事前に決まっていて、僧侶と親族、特に関係が深かった人に限定されてるみたいだけど。

チフレ：振舞われる食事にも違いがあるの？

セフレ：通夜振るまいの場合は、簡単な食事、軽く口をつける程度の食事だよ。参加する人数が読めないので、オードブルやサンドイッチなど、大勢で取り分けられる食事を用意するのが一般的だよね。

カブレ：精進落としは宴会スタイルだな。お酒もでるからな。

セフレ：精進落としは参加者が決まっているので、人数分より少し多めの食事を準備するんだよ。一般的には１人１膳のお弁当スタイルだよ。

フレア：精進落としの場合は、人数分のお弁当を準備すればいいけど、通夜振るまいの場合は何人分準備するの？

セフレ：予想される弔問客の半分が目安かな。

サブレ：値段は？

セフレ：一人当たりの換算で、通夜振るまいの場合は飲み物も含んで２，０００～３，０００円程度、精進落としの場合はお酒も含んで１０，０００円程度かな。

チフレ：提供する食事でダメなモノがあるの？

セフレ：仏教に関連する儀式なので、肉、魚、生ものを提供することを避けるイメージだけど、最近では問題ないみたいだよ。

サブレ：そのあたりは気を遣うところだよね。

セフレ：精進落としも通夜振るまいも、葬儀社が手配してくれるのでいろいろ相談して無難な内容に落ち着けばいいと思うよ。

テブレ：せっかくみんなで集まっての食事なのだから楽しく食べるのがいいんだよ。

チフレ：でも、宴会のような大騒ぎはねー。

サブレ：お酒が入ると豹変する人もいるからね。

セフレ：大人としての振る舞いが大事だよ。

フレア：精進落としの席は何時間くらいで終わるの？

セフレ：だいたい１時間から２時間くらいで閉幕となるよ。

フレア：結構長いね。通夜振るまいは？

セフレ：１時間ちょっとかな。時間帯や食事の内容が違うからね。

フレア：次回は、葬儀・告別式だよ。

（ＢＴＳ１７０につづく）