BTS(161)
(BTS160からの続き)
フレア:火葬場の予約などの手続きの話からだよ。
セフレ:火葬場の手続きは、依頼した葬儀社が手配してくれるのが一般的だよ。ただし、火葬場には公営と民営があって費用に差が出る(民営の方が比較的に高め)ので、あらかじめ依頼した葬儀社に伝えておく必要があるよ。
カブレ:葬儀社を選定する際に、各種手続きについて代行申請してくれるのか確認した方がいいな。
チフレ:じゃ、死亡届とか火葬許可証なんかも依頼した葬儀社がやってくれるの?
セフレ:一般的には葬儀社が代行して役場に申請してくれるよ。その際、申請書への記入は家族が実施しなければならないけど。
サブレ:家族が申請することもできるの?
セフレ:普通は故人の家族が役場に行って申請手続きをするのだけど、お葬式の準備とかでいろいろと忙しいから手続きに慣れた葬儀社に依頼する方が安心だと思うよ。
フレア:ところで、亡くなった際の書類には何があるの?
カブレ:以前(BTS145)、亡くなった際に医者が死亡診断書(警察の場合は死体検案書)を出してくれるという話があったけど他にもあるのか?
セフレ:死亡届、死体火葬許可証、死体埋葬許可証が必要で、更に分骨する際には分骨証明書が必要になるよ。
サブレ:それぞれどんなモノなの?
セフレ:まず死亡届は、以前(BTS145)説明した、死亡診断書(死体検案書)と一対になった書類で、紙面の左側が死亡届、右側が死亡診断書(死体検案書)になってるんだよ。
テブレ:それは葬儀の日程が決まってから提出すればいいのか?
セフレ:手続き上、死亡届は亡くなってから7日以内に役所に提出すればいいのだけど、死亡届を提出することで死体火葬許可証の申請ができるようになるので、お葬式の日程に関係なく早めに提出したほうがいいよ。と同時に死体火葬許可証の申請をして許可してもらうんだよ。
チフレ:死亡届は死体埋葬許可証の申請にも必要なの?
セフレ:実は、死体火葬許可証と死体埋葬許可証は同じ用紙になっていて死体火葬許可証に火葬済みの押印したモノが死体埋葬許可証になるんだよ。
フレア:火葬済みの押印は誰がするの?
セフレ:火葬場で押印してくれるよ。
フレア:じゃ、火葬の際は死体火葬許可証を火葬場に提出しなければならないんだね。
セフレ:そう。死体火葬許可証がないと火葬場で火葬して貰えないし、許可証なしで火葬した場合は違法行為となって処罰されるからね。まぁ、これらも依頼した葬儀社が準備してくれるので、火葬後に遺骨とともに押印済みの死体埋葬許可証を受け取ることになるよ。
サブレ:分かった。やはり安心して任せられる葬儀社を選ぶことが大事なんだね。
セフレ:更に言うと、役場に提出した死亡届は返却されないので、コピー(死亡届の写し)を取っておく必要があるよ。
テブレ:なぜ?
セフレ:故人の銀行口座の解約や生命保険の手続きなどにおいて死亡届が必要になるので、複数枚のコピーを取っておくことをお勧めするよ。慣れている葬儀社の場合は、その辺まで準備してくれるけどね。
フレア:さっき分骨の話もあったけど、どうすればいいの?
セフレ:火葬の際に分骨することが決まっているのであれば、火葬場で分骨証明書を発行してもらえるよ。事前に葬儀社に必要枚数を伝えておけば、手続等の準備をしてくれて遺骨とともに受領できるよ。
サブレ:分骨はどういう場合に必要なの?
セフレ:一般的には、離れて暮らす家族がそれぞれのお墓で供養する場合、お墓が遠くてお参りに行けない場合、ペンダント等にして身に着けていたい、宗教上の理由などだよ。
カブレ:分骨は違法じゃないのか?
セフレ:それは大丈夫。法律にはそこまで記載がないから。
テブレ:宗教的には問題ないのか?
セフレ:そもそも、お釈迦様の遺骨が分骨されて祭られていたことから、故人が多くの方々に供養してもらえる機会であるとして分骨はよいこととして考えられているよ。
フレア:また話がズレたけど、申請や手続きについて分かったし、葬儀社を選ぶ際にもそういった部分まで丁寧に代行してくれる葬儀社が良いということも分かった。ので、本題に戻ろう。
セフレ:火葬場の予約、死亡届の提出・死体火葬許可証の申請も葬儀社がやってくれるので、火葬場の火葬時間に間に合うようにお通夜やお葬式の日時の候補を提案してくれるし、人数や予算に応じた斎場の場所(会場)などの候補も提案してくれるよ。
フレア:ということは、葬儀社から提案があった日時や場所から選択して決めればよいということなんだね。
セフレ:そうだよ。
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