さちこの部屋(014)

Chit Chat(2) 「お酒LOVE」


 Moovaの皆さんや私の友人知人はよくご存知かと思いますが、私はお酒が大好き!!

 毎日のお夕飯の献立は、その日自分が晩酌したいお酒で決めています。

 今日は熱燗でいきたいから鰤カマの塩焼きと湯豆腐にしようか、それとも赤ワインでチキンのトマト煮込みか…?って具合いに。

 休日はわざわざ早起きして、朝イチに家のことや雑用を済ませ、自分のためにブランチを用意して午前中いかに早い時間から呑みだせるか、記録更新に闘志を燃やしています(笑)

 私の休日は平日なので、家族が会社や学校に行っている間に一人の時間を満喫します。

 世間の皆様が一生懸命働いていらっしゃる時に、しかも明るいうちから呑むのは何とも背徳的で楽しい。(もちろんちゃんとひと眠りしたら夕飯作りますよ)

 その代わり、世間の皆様がお休みの時、祭日や土日はお仕事なんですが。

 子どもたちが小さい頃は、純粋にママ友と普通にランチしていましたが、子どもたちが大きくなってからは、私にとってランチ=昼呑み会です。

 どんなにお洒落なカフェに誘われても、アルコール提供がないお店には行きません。

 とにかく、隙あらば呑むぞー!というスタンスで生きています。

 世の女性の皆さんが、「甘いものが食べた〜い!」とか、「ケーキやチョコレートを食べる時が至福の時間✨」とかそういことが、私の場合はお酒になるわけで。

 甘いものを全く食べないわけではないですよ。

 でも3時のおやつに食すというより、お酒を呑んだ後のシメにチーズケーキやブラウニーなど、お酒のツマミにもなり得るスイーツをほんの少量。

 年に一回くらいはいわゆる普通のケーキを食べる機会がありますが、2〜3口いただくともう満足。

 仕方がないので、ラップして冷蔵庫に戻して、3〜4日かけて食べきることに。

 腐りこそしないものの、賞味期限は切れるので、当然だんだん味は落ちます(笑)

 そんな無類の酒好きな私は、昔からいつか近所に行きつけのショットバーを見つけるのが夢のひとつでした。

 若い頃は都内に住んでいたので、よく池袋周辺のバーに行っておりました。

 埼玉に越してきてからは、なかなか良いお店が見つからなかったのですが、沿線のとある駅の側にお気に入りのバーが見つかり、隙間時間を見つけては通っていました。

 居酒屋でもカクテルはありますが、やはりプロのバーテンダーが目の前でシャカシャカ作ってくれるカクテルとは雲泥の差。

 朝から夕方までびっちり研修を受けた後、そのお店に行き一番大好きなカクテルで一人乾杯しての最初のひとくち!

 「あー!…今日も一日我ながらよく頑張ったなぁ…。これでまた明日から頑張れる!超美味し〜!最高!!✨」と心の中で呟きながら、自分で自分をねぎらってあげるのでした。

 「行きつけ」と言うからには、お店の方に「常連さん」として認識してもらわねばなりません。

 自分が気に入って通っているうちは片想いの状態。

 私は昔よく呑み歩いていた頃に有名どころのカクテルは一通り呑んでいるので、自分の好みがはっきりしています。

 なので、そこのお店で最初に必ず頼むカクテルは毎回同じ。

 通い詰めていたある日、カウンターに座るやいなや、バーテンダーさんから「いつものですね」とホワイトレディ(※)が出された時は、「あー、通い詰めた甲斐あって、とうとう認識してもらえた!」と非常に嬉しかったです。(嬉しかったけれど、そういうシーンってドラマの中だけじゃなく、ほんとにあるんだぁ…とちょっとおもしろかったです(笑))

 高嶺の花の女性をやっと口説き落とした時の男性の気持ちとはこんな感じ?

 とにかく、これで晴れて両想いになれたわけです。

 一人で行くので、2〜3杯呑みながらバーテンダーさんと雑談をして、滞在時間は30分〜小一時間程度。

 でもその短い至福の時間が、私にとって明日への活力になるんです。

 子どもたちはもちろん可愛いですし、お仕事も大好きですが、やはり日々生きていれば知らずしらず小さなストレスは溜まっていきます。

 いつも明るいお母さんでいるため、そしてレッスンにお越しくださる皆さんに楽しんでいただくために自分のメンタルヘルスを整えておくことはとても大事なこと。

 そこのお店は私にとってとても貴重なオアシスでした。

 コロナ禍になり、ずっとそこのお店に行けないでいます。

 宣言解除になった今のうちに、久しぶりに行きたいなぁ。

 どうかコロナ禍でお店がクローズなんてことになっていませんように。

※ ドライジン、ホワイトキュラソー、レモンジュースをシェイクしたショートカクテル

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