BTS(019)
(BTS18からの続き)
フレア:お、いいね。虎と象の戦い。地上最強同士の激突だね。見ごたえありそ。
チフレ:それ、ハブ対マングース的な、どこかの動物園でのショー・タイム?
サブレ:動物同士を戦わせるのは、ちょっとマズいんじゃないの。動物愛護団体からクレームがくるかもよ。炎上必至だよ。
カブレ:これ、動物の戦いじゃないんだなぁー。何の戦いか分かる。
チフレ:動物じゃないトラとゾウなの。干支にまつわる物語的なもの。
フレア:そんな話あったかなぁ。
サブレ:プロレスに戻るの。タイガーマスクとエレファントマスクのデスマッチとか。
チフレ:わかった。ザ・タイガースとエレファントカシマシの歌合戦。
サブレ:歌手として活動してる時代が合ってないけど・・・。あ、ザ・タイガースは一度、再結成してるからその時期ならカブってるね。
テブレ:それ、もしかして日本の話で、場所は関西なのかな。しかも、状況によっては、その戦いに孔雀も参加することがあるとか。
カブレ:そこまで言うなら、この話はよーく知ってるね。正解です。しかも、孔雀まで登場すること知ってる人は、なかなか居ないかも。
フレア:結局、何の話なの。
カブレ:象、タイガー、ピーコックと言えば・・・。
サブレ:はにゃ?
カブレ:じゃ。これでどう。象印、タイガー、ピーコックと言えば・・・。
チフレ:あ! テッテレー! 分かったかも。そういうことね。確かに象と虎は、今でもシェアの激戦を展開してるよね。どちらも日本を代表するメーカーだよね。
フレア:分かった、分かった。ほとんどの日本人が絶対に一度はお世話になってるし、使ってるし、一時期は凄くブームだったよね。お茶を飲む習慣のある日本人にとって本当に便利になったアイテム。
サブレ:あー、魔法瓶ね。そういうことね。
テブレ:魔法瓶を発明した人はエライ。あれは便利だよね。飲み物を最適な温度で長時間保存できて、持ち運びに便利。それに、最近の魔法瓶はデザインがおしゃれになってるし。
チフレ:プレゼントで貰っても凄く嬉しいよね。
フレア:最近だと、サーモスとか、スタンレーとかのメーカーの魔法瓶も有名だよね。
サブレ:最近では、魔法瓶じゃなくて、ステンレスマグとか、マグボトルとかの呼び方が一般的になってるよね。
テブレ:魔法瓶という言い方は、一部のメーカーの社名で使われているように、どちらかというと製品名というよりは社名的な感覚だよね。
カブレ:そうだな。魔法瓶は、既に死語の領域に入っているな。ここで日本の魔法瓶製造会社大手3社の成り立ちと主な製品を簡単に紹介すると・・・、
①象印マホービン:1918年に市川兄弟照会を設立。1923年に象をトレードマークに採用。1961年に社名を象印マホービンに変更。主な製品は、魔法瓶、電子ジャー、電気ポット・ケトル、ステンレスボトル、ホットプレート、オーブントースター、コーヒーメーカー、ホームベーカリー、食器乾燥機など。
②タイガー魔法瓶 :1923年に虎印魔法瓶を設立。1953年に社名をタイガー魔法瓶に変更。主な製品は、魔法瓶、電気ポット・ケトル、ホットプレート、オーブントースター、コーヒーメーカー、グリル鍋、ミキサー、餅つき機、食器乾燥機など。
③ピーコック魔法瓶:1950年に設立。主な製品は、魔法瓶、電気ポット・ケトル、ホットプレート、マグボトルなど。
チフレ:なぜ、動物を社名に採用してるのかな。魔法瓶と関係があるのかな。
カブレ:(池上彰風に)チフレ、それ、いい質問ですね。これも簡単に説明すると・・・、
①象印マホービンは、人々が日頃から家庭で家族皆が使うものなので、皆に愛されて親しみやすい動物の名前である「象」を選び、更に、「象」はがっしりしていて寿命が長いことから、丈夫で長持ちする魔法瓶のイメージを重ねあわせていて、創業当時、製造した魔法瓶の多くは東南アジアへ輸出されており東南アジアでは「象」が神聖視されていていたことから「象」を選んだともいわれている。
②タイガー魔法瓶は、当時の魔法瓶は壊れやすいというイメージが定着していたため、強い動物である「虎」を商標名に使用することで、魔法瓶が壊れやすい弱いというイメージを払拭することと、尊敬していた創業者である父親の生まれた干支の「寅」に因んだこと、魔法瓶の輸出先である東南アジアで「虎」が神聖な生き物であることから採用したといわれている。
③ピーコック魔法瓶は、既に魔法瓶を製造していた象印マホービンとタイガー魔法瓶に倣って動物由来の名前「孔雀」を採用したといわれている。
また、偶然にも、この3社は全て大阪(府)に本社があるんだ。
サブレ:当時も今も、やはり、日本の下町的な製造業者の実力は世界一なんだね。そういえば、大阪では下請けの中小企業が集まって、人工衛星を作ったりしてるようね。職人パワーは凄いね。
テブレ:知ってる。人工衛星の「まいど1号」ね。人工衛星の他にも宇宙で活躍する宇宙ロボットの製造にも踏み込もうとしてるらしいよ。
フレア:トラに話を戻すけど、トラはネコ科の一つだって知ってた。
チフレ:そうなんだ。ネコ科にはネコとトラの他にもいるの。
フレア:ライオン、ヒョウ、チーターなんかもネコ科でネコの仲間なんだよ。
サブレ:ライオンは別として、雰囲気やすばしっこさ、身軽さ、足の速さなんかは似てる感じだよね。
カブレ:トラとネコが同類なら、来年の寅年は、Moovaの年だと言ってもいいだろ。
チフレ:それ、ロゴキャラクターのムーヴィーちゃんが猫だからだよね。
フレア:そのアイデアいいね。来年の年賀状はトラの代わりにムーヴィーちゃん描いて出そうかな。
テブレ:テッテレー! 良いアイデアがひらめいた。じゃ、ムーヴィーちゃんの年末年始ご挨拶用のLINEスタンプ作って販売しようか。
サブレ:待って。待って。待ってーーー。Moovaの年始イベント「来年Moovaでやって欲しい事」にムーヴィーちゃんLINEスタンプ製作の件を応募して、先生に採用してもらおうよ。「やって欲しい事」の最優秀作品はコレで決まりだね。会員さんのどなたか、このアイデアお譲りしますので応募してみてください。
チフレ:そうか。来年はMoova10周年だし、干支は「寅」=「猫」の解釈でMoova年でもあるわけだね。うん、来年は良い出来事が沢山ありそうな気がする。
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