さちこの部屋(039)
「フィットネスとは何か?」 〜その2〜
先週の続きです。
私の体験談だけですと、「そうは言っても先生は先生だから…😑」というお声が聞こえてきそうなので、私の姉の例をお話しします。
姉は、中学生の頃は卓球部で大会入賞を目指して熱心に励んでいたものの、高校からは特に定期的に運動する機会は持たなかったのです。
その後20代半ばに持病から極度の貧血症になり治療を開始しました。
当時、姉の貧血の度合いはかなりの重症で、ヘモグロビン濃度は「3」。
※貧血の目安となるヘモグロビン濃度は、血液1d L中、男性で14g以下、女性で12g以下だと貧血と診断されます。
例えば数値が7~8gの場合は貧血、女性で数値が6gの場合はヘモグロビンが正常値の半分しかないので、重度の貧血といえます。
「6」で正常値の半分なのに、姉は「3」で更にその半分。
医師からは「よく日常生活が送れるね💦」とびっくりされていたそうです。
医師にそう驚かれるくらいですから、その当時の姉は本当に毎日辛そうで身内として大層心配していました。
鉄分入りの注射を打ったり、食事療法や様々な民間療法にもトライしたり、根本的に体質改善をとヨガスタジオに通い出しましたが、大元の持病を抱えている限り全く改善されませんでした。
結局、持病の悪化から大きな手術を受けることになり、幸い一命をとりとめ、その後は貧血も完治しました。
大病を患っていたこと、それに付随する重度の貧血により極度に疲れやすくなっていた姉は、運動どころか日常生活もままならなかったので、体力、筋力ともに尋常ではなく低下してしまっていました。
それでも、自宅でヨガをしたり、近所を歩いたり、徐々に日常生活には支障の無いくらいの体力レベルまで戻していきました。
元気になって数年が経ち、ある時加齢と更年期により、自分で「ちょっと痩せないとヤバいかも…😱」と一念発起し、ママ友からのお誘いもあり、Moovaに入会することに。
姉は「ダンスにはとてもついていけない!」と言ってToningから本格的に定期的な運動を再開しました。
「筋トレも大事だけれど、早く結果を出したいなら有酸素運動であるZUMBAもやったほうがいい」と私に促され、3ヶ月後にはZUMBAとToningの2本セットでレッスンに参加するようになりました。
最初はToningに参加しただけで、グッタリ疲労。
少し慣れてきた頃に2本参加。
「もう、午後は身体が使い物にならない…昼寝しないと夕飯の支度もしんどい…」とよくボヤいていました。
あれだけの大病をし、長年有酸素運動や筋トレをしていなかったのですから、相当に確かにしんどかったでしょう。
我が姉ながら、彼女は昔から本当に真面目で頑張り屋さん。
コツコツ努力を重ねるその姿勢には常に頭が下がります。
努力を継続した結果、Moovaで定期的に運動するようになって丸4年、現在では早朝に趣味の活動を行ってから朝活Moova、ZUMBA、Toning、更には受付業務をこなしながらレッスン3本に参加し、午後は友達とランチをしたり、娘の習い事の送迎をしたり、認知症の母の病院の付添いをしたり、もちろん家事もこなし…。
お姉ちゃん、すごい!!
そして、人間の身体の向上していく力ってすごい!!
そして、継続することの大切さ、フィットネスの素晴らしさに改めて感動すら覚えます✨
姉とは半世紀ほどのお付き合い。
子供の頃からずっと姉を見ていて、姉は今が一番気力、体力ともに充実し、Moovaでできたお友達に囲まれ、本当に毎日楽しそうだなぁと思います。
身内としてこんなに嬉しいことはありません。
皆さんにも毎日充実した日々を送っていただきたく、今回姉の了承を得て、フィットネスの素晴らしい効果をお伝えするための一例としてご紹介しました。
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