さちこの部屋(045)
「運動しても痩せない…?!」
時々、「ずっとレッスンに参加しているけれど、なかなか痩せない…💦」と仰る方をお見かけします。
その方の日々の暮らしぶり(食生活、運動の頻度や内容など)を全て存じているわけではないので原因はわかりかねますが、いくつか思い当たる理由を考察してみたいと思います。
①食事の量が多い。
➁カロリー摂取量に対してカロリー消費量が不足している。
③運動はしているが、効果的に行えていない。
④筋肉量が不足している。
⑤ホルモンバランスの乱れや持病による代謝の低下かもしれない。
①、➁に関しては、理由が明確ですね。
若い頃と同じような食事内容、量を食べていれば痩せるのは難しいでしょう。
また、三度の食事やおやつタイム以外にも何となく食べ物を口に入れてはいませんか?
1ヶ月とかだと面倒ですが、3日間もしくは一週間と、日数を区切ってその日に食べた物を書き出してみると客観視できてお勧めです。
③は、本ブログの主題なので後に回します。
④に関しては、以前にもブログで書きましたが、筋肉量が不足していると代謝量が落ちてしまいます。筋肉量が増えれば同じ作業をしても疲れにくくなりますから、よりアクティブに日々の生活を送ることができ、結果痩せやすい身体を手に入れられるというわけです。
⑤は、医療の分野になるので、医師と相談しながら無理なく行える運動をチョイスして、持病と上手に付き合いながら運動を継続しましょう。
さて、ここからは今回の主題の③についてです。
前回のブログで書きましたが、怪我のリスクを減らし、運動の効果を最大限に得るためには正しいフォームで行うことが重要です。
忙しい中、せっかく時間を割いて運動しても「思うように痩せられない…」、「怪我をしてしばらく運動をお休みしなければならなくなった…」ということにならないためにも。
筋トレの正しいフォームは、Toningのレッスンの際に少しずつお伝えしているところですが、グループレッスンなので、なかなかお一人お一人、全ての方に行き届かないのが残念です💦
現在ZUMBAのレッスンで使用している「Bompea」という曲に関して、先日、振付けの細かいところ(踵を上げる、手だけの動きではなく胸を動かす等)についてのポイントをお伝えしましたが、あれをやるのとやらないのでは大違い。
大人になると無意識に省エネで動くクセがついてしまうのか、手先、足先だけで動いてしまっていて、体幹や大きな筋肉群を使わずに動いていらっしゃる方がとても多いように感じます。
大きな筋肉群を使って動いたり、ひとつの動作に対してそれに関わる筋肉の参加量を増やすことで同じレッスンに参加していてもカロリー消費量が全く違ってきます。
もちろん、ゼーゼーハーハー😫するほど激しく動き過ぎると有酸素運動ではなく無酸素運動になってしまうので、それぞれの方の体力レベルに合わせて少しずつレベルアップしていくのがベストです。
効果的な身体の使い方も「朝活Moova第2期」でお伝えできればいいなと思っています😊
「運動しているのになかなか痩せない!」と嘆かれている方、緊急事態宣言発令中に運動する機会を失ってしまった頃を思い出してください。
宣言が解除になり久しぶりに皆さんとお会いした時、けっこうな人数の方が「肥りました…😱」と仰っしゃられていました。
ぱっと見そうは見えない方も、「そんなことないですよー。」とはとても言えない…😅という方も、皆さん自由に運動できる環境を取り戻した後はシュ〜っと元に戻られたようです。
ということは、「運動している効果はちゃんとある。」ということです。
運動できなくなった。→肥った。
運動を再開した。→元の体型に戻った。
運動を再開して元の体型に戻られた方が「運動しても痩せないと思っていたけれど、運動していたから維持できていたんですね~。」としみじみ仰っていました。
そういうことなんです。
そこから更に理想のボディラインに近づくためには、食生活や普段の日常生活の見直し、運動する内容や取組み方の改善は必要ですが、今、運動していて無駄ということではないんですよ。
理想のボディラインは人それぞれ違いますから、とにかく痩せればいい、ということではありません。
ただ「運動しても効果がない💦」とお嘆きになる前に、緊急事態宣言発令中に肥ってしまったところから、ちゃんと運動を継続して元の体型に戻したご自分を褒めてあげてくださいね😊
「朝活Moova第2期」については、詳細が決まり次第皆さんにお知らせしますね。
お楽しみに♪
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