BTS(046)

フレア:みなさんに問題です。蛇の付く言葉を答えてください。

セフレ:振り出しの仕方を変えたね。でも、内容は今まで通り包括的な感じなんだね。

チフレ:蛇苺(へびいちご)。あれは、蛇さん用の果物なんでしょ。人間も食べられるのかなー。

セフレ:チフレ、蛇は肉食だから、野菜や果物は一切食べないよ。蛇苺は人間が食べても害はないけど、味が無くパサパサした食感で美味しくないよ。

サブレ:藪蛇(やぶへび)。ときどき、余計なことを言ってしまい困ったことに…。

フレア:良かれと思って言ったことが、実は大きなお世話だったり、藪蛇だったりすることがあるよね。みんな、発言には気を付けよう。

カブレ:蛇の生殺し。中途半端は辞めてくれ。白黒はっきり決着を付けよう。

テブレ:蛇に睨まれた蛙(かえる)。恐ろしいものや苦手なものに直面した時に、手も足も出なくなる状態。

セフレ:蛇口(へびくち)。知ってる人いる?

チフレ:知らなーい。

サブレ:蛇さんの口に似た何か?

セフレ:蛇結びとも、つゆ結びとも言って、キャンプをする人とかが知ってるかもね。

チフレ:蛇の呼吸。壱ノ型、委蛇斬り(いだぎり)

セフレ:はい、はい。チフレは漫画の影響が強すぎ。

サブレ:その言い方は、ヘビーだね。蛇だけに。

カブレ:じゃ、ヘビロテ。

テブレ:ついでに、ヘビメタ。

フレア:ヘビーも、ヘビロテ(ヘビーローテーション)も、ヘビメタ(ヘビーメタル)も蛇じゃなくて、英語のヘビー(Heavy)だから。ついでに、ヘビースモーカーも、ヘビーユーザーも同じです。

セフレ:蛇(じゃ)の読み方でもいいの?

フレア:いいよ。

セフレ:では、ほとんどの人が毎日使っている蛇口(じゃぐち)。

チフレ:じゃぐちは蛇なんだー。知らなかった。

サブレ:何故、蛇口と書くの? 形が細長くて蛇っぽいから?

セフレ:明治時代に日本で初めて道路脇に共用の水道栓(共用栓)を設置した際、日本や中国では水の守り神が龍であったため、初めは共用栓のことを「龍頭(りゅうず)」と呼んでいたけど、龍の元となった生き物が蛇であるという説から「蛇体鉄柱式共用栓(じゃたいてっちゅうしききょうようせん)」と呼ばれ、やがて各家庭に専用の水道栓(専用栓)が普及すると「蛇体鉄柱式共用栓」から簡単になって「蛇口」という名前になったということらしいよ。

テブレ:蛇腹(じゃばら)とか、蛇篭(じゃかご)もあるな。

フレア:今時、蛇腹とか蛇篭とか、ほとんどの人は見たことも聞いたことも無いでしょ。

セフレ:例を挙げると、蛇腹はアコーディオンの伸び縮みする部分だったり、ピアニカの本体とマウスピースを繋ぐ部分だったり。蛇篭は鉄線で編んだ長い篭に、大きな石をぎゅうぎゅうに詰め込んだもので、河川工事とか工事現場の土留め、お洒落な石壁などに使われているよ。

サブレ:蛇(じゃ)の道は蛇(へび)。同業者はその世界の事情に通じている。

カブレ:蛇の目もそうだろ。

チフレ:蛇の目ミシンのこと?

サブレ:ミシンの「じゃのめ」は、蛇の目なの? ジャノメなの?

セフレ:創業当時は、違う社名だったけど、途中で「蛇の目ミシン」に社名を変更し、昨年(2021年:創業100周年)には社名を「ジャノメ」に再変更してるよ。

フレア:ところで、蛇の目って何? まさか蛇の目そのものではないでしょ。

セフレ:蛇の目は模様の一種で、同心円を基調としていて、クリクリとして蛇の目に似ているから、そう呼ばれるようになった。蛇の目傘とかお猪口の底に描かれた二重丸などで見たことあると思うけど。あと歴女なら加藤清正の家紋と言えば分かるかな。

フレア:蛇(だ)の読み方でも何かあるかな?

サブレ:今年のGWで久しぶりに話題になった高速道路の渋滞。帰省先や行楽地からの帰り道、車の長蛇の列。

チフレ:カブレとテブレが、若かりし頃によくやってってた、夜中に原付バイクでの蛇行運転。その後、警察に捕まって蛇に睨まれた蛙になる。

カブレ:チフレ、余計なことを言うな。

テブレ:それ蛇足だから。

フレア:そろそろ出尽くしてきた頃なので、今日はこれで終わりましょう。

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