BTS(069)
フレア:マジで、今回は絶対に「10」のテーマで進めるぞ。いいかな。絶対に横ヤリは入れないように。じゃ、カブレから。
カブレ:えー、何故、一番はじめなんだ。それ、単純に「アイウエオ」順だろ。
サブレ:であれば「カブレ、サブレ、セフレ、チフレ、テブレ、フレア」だよね。
チフレ:あー、その順だと、言い出しっぺのフレアが最後じゃん。ずるい。
フレア:マジか。ここで発表順番で揉めるとは思わなかったよ。
セフレ:「ABC」順でやったら。
サブレ:「ABC」順だと、「CABURE、CHIHURE、HUREA、SABURE、SEHURE、TEBURE」かな。
カブレ:意義あり。「CABURE」じゃなくて「KABURE」だぞ。
チフレ:私も。「CHIHURE」じゃなくて「TIHURE」なんですけどー。
テブレ:フレアのローマ字表記は「HUREA」なのか、「FUREA]なのか。どっちが正しいんだ?
サブレ:そうだよね。そこ疑問だよね。「ABC」順のローマ字表記にしたおかげで混乱してきたよ。
セフレ:「チ」は、「CHI」でも「TI」でもどちらも正しいんだよ。
フレア:んー?それ、どういうこと?
セフレ:現在、日本ではローマ字表記の方法として、2種類の表記方法があるんだよ。一つは訓令式ローマ字で、もう一つはヘボン式ローマ字なんだよ。
チフレ:表記では、どう違うの?
セフレ:代表的な「シ・チ・ツ・フ・ジ・ヂ」の場合、訓令式ローマ字は「SI・TI・TU・HU・ZI・ZI」で、ヘボン式ローマ字では「SHI・CHI・TSU・FU・JI・JI」と表記する。
チフレ:その違いは何?
セフレ:ざっくり言うと、訓令式ローマ字はローマ字の読み方(発音)に近いラテン語が元になった表記方法で、1954年に政府が訓令として「ローマ字のつづり方」(内閣訓令第1号)を定め公示(内閣告示第1号)(実は、戦前の1873年にも一度公布されている。)したもの。一方、ヘボン式ローマ字は発音的には英語に近いものであり海外の人に正しく読んで(発音して)もらうため、幕末に来日した米国人のジェームス・カーティス・ヘボン氏が1867年に使用したものなんだよ。
サブレ:だから、その人の名前を取ってヘボン式と言うんだね。
テブレ:結局、どっちでもいいんだな。
カブレ:本人が、ラテン語読みがいいか。英語読みがいいかという、個人の主張に依存するということか。
セフレ:日本としては、告示(政府機関の意思決定や一定の事実を周知させ、みなさんが広く知ることが出来るようにすること。)としてお知らせしてるだけだから、それに従えという強制力はないよね。
サブレ:でも、一応、日本政府としては「ローマ字のつづり方」として訓令で定めているわけだし…
セフレ:でも、それは訓令(行政機関において上位部署が、所管するの別の部署(下位部署)や所属職員に対して職務遂行や権限行使する際に必要となる事項を命令するもの。)だから、一般市民の生活にまで影響することではないでしょ。
サブレ:お役所内の行為だとしても、例えば、役所で自分の名前をローマ字で記入する必要がある場合は「ローマ字のつづり方」に従うことになるよね。
フレア:でも、日本国内の道路標識や看板、パスポートはヘボン式での表記が多いよね。
カブレ:それは、外国人、特に英語圏からの旅行者を中心に案内や商売をすることが多いからだろうな。
サブレ:結局、お役所でも曖昧だし、「長い物には巻かれろ」的な部分があるわけなのね。
セフレ:一応、日本政府としては、日本での一般的な社会生活における日本語表記の目安や拠り所として、「常用漢字表」、「現代仮名遣い」、「送り仮名の付け方」、「外来語の表記」及び「ローマ字のつづり方」を定めてはいるのだけどね。
カブレ:一般市民には「そんなの関係ない!」(「小島よしお」風に)だろ!
サブレ:お役所勤めの人は、上記の訓令ルールに従って復命書や報告書を書かないと、上司から烈火のごとく怒られるんでしょ。きっと。
チフレ:そうなんだー。お役所勤めって大変だよね。意味が伝わればいいのにね。
テブレ:ところで、「カ」は「CA」でもいいの?
セフレ:ダメとは言えないよ。あとは使用する人の主張によるよね。
フレア:今、ネットでローマ字を調べたら「日本式ローマ字」というのが出てきたけど…
セフレ:あー、その「日本式ロー字」は訓令式ローマ字の元になったもので、1885年に物理学者の田中館氏が考案したものなんだよ。
テブレ:そう言えば、会員さんのニックネームでローマ字を使う人もいるよな。
チフレ:最近、増えて来てるよね。
フレア:欧米か!(「タカアンドトシ」風に)
サブレ:フレア、古すぎる。
リフレ:似たようなニックネームもあるよね。
サブレ:例えば同じ「れいこ」でも、漢字と平仮名と片仮名と英語では、それぞれ別名ということになるし、「れいこ」と「れーこ」でも別人だからね。
カブレ:あと、「●●じゅん」が多いぞ。
サブレ:時代背景的なものがあるのかなー。確かに、ニックネームで「じゅん」シリーズは多いよね。
フレア:そのうち、ニックネームの「じゅん」さんだけ集めて、茶話会でもやるか。もちろん「純」喫茶で。
サブレ:それも時代を感じる言葉だよね。純喫茶って。
カブレ:じゃ、アルコールは無しだな。
セフレ:お酒が入ると特殊喫茶になっちゃうからね。
サブレ:あーそれも知ってる。そんな喫茶店あったよね。今ではもうないのかなぁ…
フレア:勿論。純粋に珈琲と会話を楽しむだけだよ。
テブレ:更に最近では、コロナ禍もあって受付での密回避のために、短いニックネームでササっと書いてくれる会員さんが多いけど、なかには英語の筆記体のサインみたいな感じになって読めない文字もあるぞ。
チフレ:あー、それ知ってるし、見たことある。でも、極少数の会員さんだから、もう読めるようになったよ。
サブレ:慣れって怖いよねー。
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