さちこの部屋(113)
chit chat(28)〜アレのその後〜その3〜
先週の続き。
会員Aさんのおかげで「おはようおじさん」のボリュームMaxご挨拶問題は無事に解決したのだが、それと入れ替わるように、またもや我が家の前で騒音を立てる第3の人物が現れた。
誰あろう、2階に住んでいらっしゃるトルコ人の方だ。
彼は昨年秋に引越してこられたのだが、顔を合わせればカタコトの日本語でご挨拶をしてくださるし、普段は静かに暮らしてらっしゃる。
彼はものすごく長電話好きなようで、お互いに窓を開けていると延々と話し声が聞こえてくる。
まあ、私も長電話することもあるし、お国の言葉でお話しされているから話しの内容はさっぱりわからないので気が散るということもないし、(別に聞き耳立てているわけではないですよー。)母国のご家族や友人たちとお話ししたいのは当然だろうから全く気にはしていなかった。
が、それがある日、何故か我が家の前の団地の植え込みで長電話するようになったのだ。
団地の植え込みはちょうどベンチ代わりに腰をかけられる高さで、木陰になっている一角があり、この猛暑で家の中が暑いから涼みがてら電話をされていたのかもしれない。
時々お散歩途中のご年配の方も座って休んでおられるから居心地が良いのだろう。
すっかりお気に召したのか、彼は早朝6時台から、またある時は夕方、ある時は夜21時台など、毎日のように一日に何回もそこで電話をするようになった。
しかも携帯を耳にあてるのではなく、本を読む時のように胸の前あたりで携帯を持つので、とても声を張ってお話ししている。
もー…。
せっかく「おはようおじさん」が静かになったのに。
おはようおじさんは朝と夕方だけだったが、彼は一日に3回くらい、しかも長電話しているので時間も長い。(声のボリュームはおはようおじさんの勝ち。)
それに週に2日くらいならともかく、お仕事はどうしたのだ。
何故に連日?
遅くとった長めの夏休みなのか?
何にしてもそこはあなたのリビングではないんですよー。
そこで電話をしちゃいけないわけではないけれど、声のボリュームと時間帯考えてくれい。
何ヶ月か前うちに訪ねてきて、電話が繋がりにくいので屋上で母国のお母さんと電話をしているのだが、うるさくないですか?と気遣いを見せてくれたのにどうしたことだ。(我が家のすぐ上が屋上だから。)
そうこうするうちに電話だけではなく、音楽までかけだした。(当然、イヤホンは使わない。)
そのうち踊り出しちゃったりしてねー…なんて思ってたら、数週間後、ある日突然ピタッと現れなくなった。
お仕事再開されたのかなーと思ったが、階下から全く生活音が聞こえず一切気配がない。
静かになったのは良いけれど、どうした!?
何かあったのか?!
ご挨拶程度でご近所付き合いがあったわけではないが、静かなら静かで気になるわー。
だって静か過ぎる!
続きは次回。
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