BTS(130)

(BTS129からの続き)


フレア:今回は、真面目に終活の話題で進めるよ。絶対に、横道にそれない。話題を変えない。余計な合いの手を入れない。いいですか? 皆さん守れますか?

カブレ:いつも、話がそれる原因を作るのは誰なんだ?

テブレ:原因となる奴の口封じでもしないとダメだろ。

チフレ:いわゆる、罰ゲーム的な、罰金的なルールを作るのかな?

サブレ:イヤそれダメでしょ。ほぼ、全員が加担してると思うけど。

フレア:あー、もう、イライラする。そういう時間が無駄なの。みんな分かる。

カブレ:フレア、なんだか更年期真っ只中って感じだな。

テブレ:良くないぞ、そういうの。穏やかにいこうぜ。

セフレ:まぁまぁ。じゃ、終活について質問や疑問のある人いますか?

フレア:ズバリ、終活って、何をすればいいの?

セフレ:そこからかぁ。他の人で終活って何をする活動なのか知ってる人は?

サブレ:よく分らんけど、多分、遺産の整理。

フレア:遺産の整理なら、遺産の配分について遺言を書くとか。

チフレ:お墓の準備。

カブレ:じゃ、それに関連したお葬式の準備。棺桶とか、埋葬の仕方とか。

テブレ:総じて、亡くなった後に家族や親せきに迷惑が掛からないように準備することなんじゃないのか。

セフレ:総じて、テブレの言うとおりなんだけど、その準備することを具体的にすることが終活の目的の1つなんだよ。

テブレ:ん? 目的の1つ? ということは、他にも終活の目的があるのか?

セフレ:もう1つある。

フレア:もう1つ目的があるの? 本当に? だって終活だよ。これから人生が終わるための準備なんだから、他に目的があるのかなぁ。

チフレ:もう1つの目的は、前にセフレが言ってた第2の人生のことかな。

セフレ:そう。終活に含めるかどうかで意見が分かれるところだけど、「終活、=(イコール)、人生の終わり、⇒(すなわち)、死ぬための準備」だけでは寂しすぎるし、前向きな気持ちになれないので、第2の人生を活き活きと送るというのも含めた方がいいと思うけどね。

サブレ:どうする? ここでの終活の話題は、どっちで進めるの?

カブレ:それは、楽しい部分も含めた方がいいだろ。

セフレ:亡くなった後のための準備の話題だけでも、楽しい部分はいっぱいあるよ。

チフレ:何があるの?

セフレ:日頃の恨み辛みを踏まえて、遺言状に何を書くか。とか、遺産の配分を誰にどれだけ与えるか。とか、お葬式をド派手にやって全財産使い切る。とか。いろいろとワクワクする部分もあるよ。

テブレ:遺言状にドッキリ仕掛けるとかもできるのか?

セフレ:できるね。遺言状に支払いやローン、借金、ツケのことを書き忘れることもあるよね。きっと。

チフレ:それ、確信犯でしょ。

セフレ:いやいや。だって、60歳前後の人が書くものだから。ちょっとした可愛いミスはあるよね。

カブレ:んー。お主も悪(わる)よのう。

フレア:ちょっと、なんだか話がズレそうなんだけど。

サブレ:で、どうするの? 終活に第2の人生は含めるの。含めないの?

セフレ:楽しく、前向きになれるから、第2の人生も含めよう。

チフレ:その前に、基礎知識として何か参考になるようなものがないの?

カブレ:確かに。共通的なイメージがないと話が進まなかったり、聞いていてもよく分からなかったりするからな。

セフレ:ネットで「終活」を調べれば、いろいろ出てくるよ。

サブレ:でも、多すぎてどれ見たらいいか分らんし、読んでても頭に入らないんだよね。

フレア:そうそう。だから、セフレがまとめて話してくれるのが一番近道なんだよ。だから聞いてるの。

セフレ:当てにしてくれるのは嬉しいけど。じゃ、映画なら観るだけだから楽だと思うよ。

カブレ:終活の映画とかあるのか?

サブレ:知ってる。モッくんが主役の映画でしょ。

フレア:あー、遺体処理するヤツ。

チフレ:フレア、言い方が良くない。確かモッくんの役は納棺師だったよね。

セフレ:その映画は良い映画だと思うけど、終活がメインではないので。

テブレ:じゃ、何?

セフレ:2011年に公開された「エンディングノート」という映画だよ。

フレア:わかった。じゃ、みんな、次回までにその映画を観ておくこと。


(BTS131に続く)

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