BTS(133)

(BTS132からの続き)


フレア:今回は、映画「エンディングノート」の話題で行くからね。

カブレ:前回は、どこから話題が反れたんだ?

チフレ:確か、サブスクあたりから。

テブレ:おー、思い出した。確かに、動画のサブスクから車のサブスクへ、スムーズな流れだったな。

フレア:みんな、映画観たでしょ。

全 員:観た。

チフレ:感想、言ってもいい。

フレア:いいよ。

チフレ:普通。可もなく不可もなく。ドラマ展開では大きなトラブルもなく、一家の主の死を前にした良い家族の映画って感じだった。

カブレ:まぁ、ドキュメンタリーだからな。特段の仕掛けもなく、淡々と写して編集するだけだよな。こういう類のものは、観る人がどう思うかであって、映画そのものにメッセージ性は無いものだよな。

サブレ:でもさぁ、幸せ過ぎる最後だったと思うよ。理想的と言えば理想的だし、でき過ぎとも言えるけど。こんな感じの最後があってもいいのかなぁと思ったね。

テブレ:仏教なのに、何故、教会でお葬式するのか。個人の自由だけど、その辺から話が入ってこなくなったな。感動はないな。

フレア:息子がお母さんより先に亡くなるのは、ちょっと辛いよね。家族に見守られて最後を迎えるのはとても素敵なことだよ。私もそうありたいな。

セフレ:年齢に拘わらず、末期のガンで余命を宣告された場合、あんなふうに穏やかに最後の日まで過ごせるのだろうか。人によっていろいろだろうけど、主人公は予め人生の最後をどのように送るか早い段階で決めていたんだと思うよ。

カブレ:所詮、ホームビデオで撮りだめしたノンフィクションだからな、映画としての評価はどうかと思うぞ。

セフレ:まぁ、今回は終活をテーマにして検討する際、みんなのイメージをある程度同じにするために観てもらったものなので、映画の感想よりも映画の中で展開されていた終活にスポットを当てての感想がいいよね。

フレア:遺言としての遺産相続(配分)があったよね。あれ、絶対必要だね。

テブレ:みんなに分けるだけの遺産があればな。

チフレ:亡くなった時に誰に連絡したらいいのかとか、困ったときに元職場の誰を頼りにしたらいいのかとか。

テブレ:親戚以外は伝える必要がないだろう。現職ならまだしも、退職後であれば職場には伝えなくてもいいだろう。あえて元職場に伝えるなら葬儀後に伝える程度でいいのでは。

サブレ:お葬式の場所、段取り、式次第、参列者なども決めておけたらいいね。

テブレ:それは喪主に任せればいい。故人が取り仕切るわけではないので、もう全て任せようぜ。

カブレ:テブレは、この映画に否定的だな。

テブレ:だってそうだろ。会社の役員まで上りつめて、70歳を前にして、家族・孫に囲まれて最後を迎える。最高に幸せだよ。この映画が、一般的な人生の終わりだとは誰も思わないだろ。不満や不自由もなく、人生を謳歌した勝ち組の終わりを観せられても感動はないよな。

セフレ:この映画は、感動だとかの映画の内容ではなく、終活の手段として何があったのかを知ることと、他にも終活としてやっておくべきことがあるのかを考える題材として活用するだけだったのだけど、そこまで真剣に観てくれていたんだね。

チフレ:映画と言われれば、当然、そういう視点でも観るよね。

フレア:映画評論家ではないけど、やはり感動とか期待しちゃうよね。

サブレ:じゃ、そういう設定で最初から撮ればいいのにね。

セフレ:実際に、このメンバーの中の誰かの今後の生活を撮り続けようか。

チフレ:このメンバーの中で一般的な家庭は誰なの?

サブレ:うちはダメだよ。いろいろ問題があり過ぎるから。

テブレ:うちもダメだ。熟年離婚予定だからな。

カブレ:じゃ、私もダメだ。現状で家庭内別居だからな。

セフレ:チフレ家はどう?

チフレ:みんな恥ずかしがり屋なので無理。

フレア:じゃ、我が家しかないのかなぁ。でも日本全国に晒されるのは嫌だな。セフレのお家はどうなの?

セフレ:勿論、ダメです。


(BTS134に続く)

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