BTS(144)
(BTS143からの続き)
フレア:今回は、終活に関する教育や資格の話からだよ。
セフレ:葬儀社などでは、社員自らが終活ライフケアプランナーや終活カウンセラーなどの民間資格を取得していて、その人たちが終活セミナー、終活ツアーでの説明・相談にあたってるから、その分も経費節約になっているよ。
カブレ:終活の資格があるのか。知らなかったな。
セフレ:今のところ民間資格で、6種類の資格があるみたいだよ。
チフレ:6種類もあるの?何が違うの?
セフレ:まず資格を認定する民間団体がそれぞれ違うんだよ。
サブレ:他には?
セフレ:とりあえず、終活についての知識を学びたいなら日本能力開発協会が認定する資格「終活ライフケアアドバイザー」がおすすめ。
テブレ:終活事業は個人の仕事としてやっていけるのか?
セフレ:開業を考えているなら、一般社団法人終活協議会が認定する「終活ガイド」の1級か、一般社団法人終活カウンセラー協会の「終活カウンセラー」の1級を取得しておいたほうがいいね。
チフレ:開業はしないけど、皆さんの役に立つ、アドバイスができる程度の知識があればいいかな。
セフレ:その場合は、比較的受講料が安い日本能力推進協会の「終活ライフケアプランナー」か一般社団法人日本能力教育促進協会の「終活ライフコーディネーター」がいいかもね。
チフレ:費用とか、期間とかどうなの?
セフレ:受講料は、3万~5万円程度で、受講期間1か月~4か月、教育はテキスト版とネット版があるよ。一定の期間の受講で資格がもらえるものや検定を受けて合格するものもあるよ。
フレア:その資格があると何ができるようになるの?
セフレ:終活の資格を取ることで、老後をメインとしたライフプランのアドバイスや、医療、年金などのアドバイスができるようになり、エンディングノートの書き方、不動産、保険などの相続の仕方、遺言書の書き方などの相談に応じることができるよ。
カブレ:職業だと、どんな職業で役に立つんだ?
セフレ:特に「終活アドバイザー」の資格を持っているといいよ。
カブレ:なぜ?
セフレ:「終活アドバイザー」は、終活の進め方から、エンディングノートの書き方、残りの人生の生き方のアドバイス、所有物、所属団体、地域や友人も含めた交流関係の整理などまで、幅広く豊富な知識を得ることができるから。
カブレ:で、どんな仕事がいいの?
セフレ:葬儀関係、介護・福祉関係、弁護士などの仕事で役に立つよ。
テブレ:今から弁護士を目指すのは無理だな。
サブレ:他の資格も含めて、介護・福祉関係のお仕事で、相談員やカウンセラー的な職に就けばいいのかな。
チフレ:書き込みやすいエンディングノートを製作して売る仕事はどう?
セフレ:それもいいね。でも、既に販売されているよ。
サブレ:どこに売ってるの?
セフレ:文房具屋さん。またはネット注文。
チフレ:どんなのがあるの?
セフレ:コクヨ、主婦の友社、二見書房、プレジデント社が出版してるものがある。
チフレ:それぞれの特徴は?
セフレ:コクヨの「もしもの時に役立つノート(リビング&エンディング・ノートブック)」約¥2,000-で、介護・葬儀・相続に関する項目が充実してる。
チフレ:主婦の友社は?
セフレ:「書いて安心エンディングノート」という名称で約¥1,200ー。遺品整理、医療、お葬式、お墓に関する解説も付いていて充実しているよ。
チフレ:次、二見書房。
セフレ:二見書房は「もしものときのエンディングノート」で、約¥1,000-。書くべき項目が網羅されているのと、家族・友人へのメッセージも書き込めるようになっている。
チフレ:最後、プレジデント社は。
セフレ:「もしもの時にも安心!エンディングノート」約¥1,000-で、全体的にシンプルな作りで書き込みやすく、自分に関することも書き込めるよ。
フレア:エンディングノートだけで、たくさん種類がありそうだね。
サブレ:終活に関連する商売、ツアーだったり、セミナーだったり、アドバイザーだったり、ノートだったり、みんないろいろ工夫して事業展開してるんだね。
フレア:次回は、お葬式の1日目、逝去から順番に進めていこうよ。
(BTS145に続く)
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