さちこの部屋(270)
寄る年波には勝てないけど、せめて相子(あいこ)に持ち込みたい、の話し 〜その3〜
皆さん、長らくお待たせいたしました。
さあ、いよいよ手術開始!!
手術室に案内されてまず最初に行うのは、モニターとしてビフォー写真を撮影すること。
A4サイズくらいの白い板(ホワイトボードだったのかも)に名前と、おそらく手術内容等が書かれたものを持たされてパチリ。
なんか映画でよく見る、囚人が刑務所に入る前に撮影するやつみたい笑
撮影が済むとすぐに手術台に寝かされ、鼻の穴から笑気麻酔を吸入。
笑気麻酔とは、亜酸化窒素と酸素の混合ガスを鼻から吸入し、恐怖心や痛みを和らげ、リラックスして治療を受けられる麻酔法とのことだが、特になーんにも感じない。
もっとふわふわして楽しい気持ちになるのかと想像していたが全く違った。
ちなみに無臭。
そして続けて眼窩下神経ブロック注射。
これは痛みの神経付近に麻酔液を注入し、痛みをブロックする麻酔法だそうだ。
目の下とか、小鼻の横らへんに打った気がする。
私は麻酔があまりパシっと効かない体質。
いや、友人達に言わせると酒の飲み過ぎで効かないんだよと言われるが、本当にそんなことあるんだろうか。
なので、今回の手術でも効かなかったら嫌だなーと不安に思っていたところ、唇と鼻の間だけはめっちゃ効いていた。
歯医者さんで麻酔した時と同じように触っても全く感覚がない。
ところが、肝心の目の周りはそこまで麻酔が効いてない感じ。
果たして麻酔が効いてるのか効いてないのかわからないままにちゃっちゃか手術スタート。
私が受ける「皮膚を切らない目の下のクマ・たるみ取り」は、下まぶたの裏側(ピンク色の結膜側)を小切開し、余分な脂肪を除去するというもの。
下まぶたの裏側を切られた感覚は全くなかった。
が、その後!!
ごんぶと先生(名前の由来は#269を参照)が優しーい声で、「はーい、ちょっと押された感じしますよー」と仰ったかと思うと、マジ眼球つぶれんじゃね?っていう尋常じゃない圧でグリグリグリグリ押し続けられた。
ぎょえー!!
半世紀以上生きてきたが、眼球にこんなに強い圧迫を受けたのは初めてだ。
痛みにわりと強い方の私でもけっこうな衝撃。
いやでもきっと眼窩の裏側にある脂肪を出来る限り押し出してから切り取るために必要不可欠な圧迫なのであろう。
拳を握ってひたすら耐える。
どのくらい耐えていたのだろうか、ごんぶと先生が「はーい、ちょーっと引っ張られる感じしますよー」とまた猫なで声で仰った。
すると今度はまぶたから明らかに「何か」がグイグイ、ぎゅうぎゅうと引っ張られている。
そんな所から「何か」を引っ張られたことが無いので、皆さんに分かりやすく例えるとしたなら…
歯医者さんで奥歯を抜く時、ペンチで挟んで歯医者さんが渾身の力を込めて引っこ抜く時のあの感じに近いかなー。
なんかとにかく、体の中にあるものを無理やり引っ張り出しているというか。
あと、イメージとしては鶏ささみの白い筋を取る時。
あれは脂肪じゃなくて筋だけど、あれを想像していただくと分かりやすいかもー。
麻酔が効いてなかったら、こんな痛み耐えられるわけないから、ある程度効いてはいるんだろうけど、それにしたって唇の上と違ってグリグリもぎゅうぎゅうもめっちゃ感覚あるけど。
やっぱ効き目が弱いんだろか。
この眼球グリグリからのぎゅうぎゅう引っ張られーのを数回繰り返し、終わった…と思いきや、あ、そーだ…目は2つあるんだった!と今さらながら気がついた。
で、同じ工程を反対側の目で繰り返す。
最初にやった側より反対側をやる時の方が、これから我が身に何が起こるのか把握しているだけに恐怖心が増す。
まあ、自分で希望してやってもらってるわけだから、黙って拳を握ってまた耐えるのみ。
手術に要する時間は30分もかからないから、グリグリぎゅうぎゅうも、きっと片方につきほんの数分のことだったのだろう。
いやー、めっちゃ長く感じたわー。
グリグリぎゅうぎゅうが終わると、お次はヒアルロン酸注射とクマ取り再生注射プレミアム(スネコス注射)、どちらも目の下に注入し、シワとクマの改善を図るのだそうだ。
グリグリぎゅうぎゅうに比べたら、こちらの注射なんて可愛いものだ。
下まぶたは粘膜なので、口の中にできた口内炎が自然治癒するのと同じという理屈により、切開した箇所を縫い付けることはしない。
ただ、見えなかったけれど、脂肪を引っ張り出した後に「ジジジ…」という小さな音と共にほんのり焦げくさい臭いがしたので、引っ張り出した脂肪を切り取る時にレーザーとかで焼き切っているのかなと。
最後に目薬をしてもらって、モニターのアフター写真を撮影して終了。
支払いも先に済んでいるので、すぐに看護師さんから「はい、お疲れ様でしたー」と帰宅を促される。
9時30分予約で来訪して、全て終えてエレベーターを降りたのが12時30分過ぎ。
怒涛の3時間であった…。
術後の感じは次回に続く!
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