BTS(228)
(BTS227からの続き)
フレア:今回は②の年収110万円の壁だよ。
チフレ:約110万円というのは、住民税の壁だね。
サブレ:約110万円の計算方法というか、根拠は何なの? また、何故、約110万円と「約」が付いてるの?
セフレ:住民税を算出する計算式には、給与所得控除と非課税限度額が関係していて、個人の年収から給与所得控除の最低控除額65万円を引いた値が、それぞれの自治体(市町村)が定める非課税限度額よりも少なければ、住民税を払わなくていいよ。
チフレ:と言うことは、非課税限度額が110万円ー65万円=45万円ということなんだよね。
セフレ:そうなんだけど、非課税限度額は、自治体(市町村)によって違うんだよ。だから「約」110万円と言ってるんだよ。
サブレ:何故?
セフレ:自治体(市町村)ごとに、それぞれの条例で決めているからだよ。
テブレ:となると、住民税は、住んでいる地域によって違うということか。
フレア:何故、住民税は住んでいる地域(自治体)によって差があるの?
セフレ:住んでいる地域の物価や生活水準を考慮しているからだよ。
カブレ:どれだけの差があるんだ?
セフレ:自治体(市町村)ごとに、級地区分があって、物価などが高い1級地から、物価が低い3級地まであるよ。
サブレ:それぞれの非課税限度額は、いくらになるの?
セフレ:1級地の非課税限度額は45万円(年収110万円)で、2級地の非課税限度額が41万5千円(年収106万5千円)、3級地は38万円(年収103万円)となってるよ。
カブレ:物価が低い自治体の方が、非課税限度額(課税対象となる年収)が低くなるんだな。
フレア:そしたら、物価が高い都会に住んでいた方が得なのかなぁ?
チフレ:所得税だけで考えたら、物価が高い都会の方が得のように思えるけど、そもそも物価以外にも家賃や光熱費も高いのだろうから、一概にはそう言えないよね。
サブレ:ちなみに、富士見市の場合は?
セフレ:2025年の富士見市は、2級地に指定されていて、非課税限度額が41万5千円以下(年収が106万5千円以下)の場合に住民税が非課税となるよ。これは、ふじみ野市も三芳町も同じだよ。
フレア:同じ埼玉県内でも3級地(非課税限度額38万円(年収103万円))は、どこなの?
セフレ:秩父市、飯能市、東松山市、鶴ヶ島市、越生町、小川町などが3級地になるよ。
フレア:なるほどね。
サブレ:じゃ、年収110万円を越えた場合、住民税はいくらぐらい払うことになるの?
セフレ:家族構成などによっても違うのだけど、年収120万円だった場合、ザックリの計算では、年間の住民税は1万7千円程度だよ。
サブレ:年間1万7千円というのは、年収の約1%なんだね。
テブレ:そもそも、住民税は自治体(市町村)が何のために使ってるんだ?
セフレ:それについては、住民税の仕組みも含めて次回に説明するよ。
(BTS229につづく)
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