BTS(203)
(BTS202からの続き)
セフレ:今回は、運動中の熱中症予防と熱中症対策義務化についてだよ。
テブレ:運動中の熱中症対策も大事だけど、そもそも暑い時は運動を控えるべきだろ?
セフレ:それは、その通りだよ。
サブレ:そうは言っても、運動や屋外や野外での仕事が必要な人もいるからね。
フレア:じゃ、熱中症警戒アラートが出たら中止すればいいんじゃないの?
カブレ:それなら、暑さ指数も関係あるだろ?
チフレ:確か、WBGT指数と言うのもあったよね。
フレア:それぞれ関係があるの?
セフレ:関係あるよ。
フレア:どんな関係なの?
フレア:まず、暑さ指数とWBGTは同じもので、熱中症を予防することを目的に1954年にアメリカで考案された指標なんだよ。ちなみに、WBGTは、Wet Bulb Globe Temperature(湿球黒球温度)と言うよ。
チフレ:暑さ指数(WBGT)は単位に℃を使うけど、気温とは違うの?
セフレ:チフレは良く知ってるね。暑さ指数(WBGT)は人体と空気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響が大きい ①湿度、 ②日射・輻射など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標なんだよ。 また、一般的に暑さ指数(WBGT)と気温との間違いを避けるため、℃を省略していることが多いよ。
フレア:じゃ、暑さ指数(WBGT)と熱中症警戒アラートとの関係は?
セフレ:暑さ指数(WBGT)に応じて、熱中症警戒アラートを順次発令していくんだよ。
カブレ:熱中症警戒アラートは何段階あるんだ?
セフレ:4段階あって、暑さ指数(WBGT)が28以上になると、厳重警戒が発令され激しい運動を控えることが奨励されるよ。次いで、暑さ指数(WBGT)が31を越えると、危険が発令され運動の中止が推奨。暑さ指数(WBGT)33以上で、熱中症警戒アラートとなり健康に被害が発生するおそれが高まり全ての運動が中止に、暑さ指数(WBGT)35を超えると熱中症特別警戒アラートとなり重大な健康被害のおそれがあるため自発的な熱中症予防行動を積極的にとることが推奨されるんだよ。
サブレ:じゃ、まだ運動できる暑さ指数において、運動中の具体的な熱中症対策は?
セフレ:まずは、自分の体調を確認し、
①無理な運動を避けることだよね。次に、
②運動中のこまめな水分補給と塩分補給が大事だよ。
カブレ:まぁ、基本的なことだな。
セフレ:そして、運動する際の服装は、
③吸湿性や通気性の良い衣服を着たり屋外では帽子をかぶること。
そして、運動を始める際は、
④体が暑さに慣れるまで、軽めの運動から始めて徐々に強度を上げる。
⑤運動中は適時に休憩を取って、体調を確認することだよ。
サブレ:どれも基本的なことだね。
セフレ:そう。でも、この基本がとても大事なんだよ。
チフレ:熱中症対策が義務化されたら会社や企業が対策を取ることになるの?
セフレ:そうだよ。それは次回に。
(BTS204に続く)
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