さちこの部屋(181)

「Streeeeetch !!」〜その2〜


 1月13日(月)、ディープ・ストレッチ・リラクゼーション、略して「DSR」レッスン初回が無事に終了しました。

 お越しくださった皆さん、有難うございました!

 今回は柔軟性を向上するための第一歩をご紹介。

 まず第一に、諦めたら終わり。

 前回書いたように、柔軟性はいくつになっても向上します。

 加齢は関係ありません。

 そうは言っても、頑張っても全然柔らかくならない!という方は正しいやり方をご存知ないだけ。

 例えば前回のブログにも書いたが、ハムストリングスのストレッチを行う際、骨盤後傾(骨盤が後ろに倒れて腰が丸まった状態)したままストレッチをしてもきちんとストレッチはかからない。

 このようにフォームが間違っている場合、いくらやっても柔軟性は向上しない。

 または正しいフォームでやろうとしているのだが、体の硬さや昔のケガ等で思うようにフォームがとれない。

 これは、そのストレッチのポーズがご自分に合っていないのだ。

 ストレッチには、立位(立ち姿勢)、座位(座り姿勢)で行うポーズ、ストレッチマットに寝て行うなど、同じ部位をストレッチするにしても多種多様なやり方がある。

 または壁や椅子を補助に使用したり、チューブや自重を利用して伸ばすなどやり方は多岐にわたる。

 その中からご自分が一番「気持ち良い〜✨」と思うポーズを選択すれば良いのだ。

 そういう意味で言えば、DSRで行うストレッチもいろんなやり方がある中から一部抜粋してご紹介しているわけで。

 ただ、立位でやっても座位でやっても基本的な注意事項は同じなので、DSRではそのあたりを皆さんにお伝えしたいなーと。

 きちんと伸び感を感じられない場合は、レッスン前後に遠慮なく質問してください。

 柔軟性を向上させるもう一つのポイント。

 ストレッチは週1でじーっくり行うより、とにかく毎日コツコツとが肝心。

 何種目も正しいフォームを覚えるのは大変だし、何より皆さんお忙しくて、全身じーっくりストレッチをやってる時間的余裕はないであろう。(全身じーっくりストレッチを行うとなると、軽く1時間はかかる。私は時間が許すならもう30分くらいやりたいくらいだ。これに体を温める時間を入れるとトータル2時間くらいかけて行っている。私の場合は入浴後ではなく、筋トレとストレッチをセットにしている。)

 大変なことは続かない。

 続かなければ意味がない。

 なので、最初は2種目を5分くらいで行うくらいでオッケーだ。

 要は習慣化して、「体がほぐれる気持ち良さがクセになったわー」という状態になればしめたものだ。

 習慣化してしまえば、今度は逆に「やらないと気持ち悪い!」となるわけで。

 その後は時間に余裕のある時に少しずつ種目を増やしていけば良い。

 では最初の2種目は何を行えば良いのか?

 これは人によりけり…と言ってしまうと話しが終わってしまう。

 まあ、ご自分がほぐしたい部位を行えば良いのだが。

 もし特にどうしてもここが!というのが無ければ、大腿四頭筋(太腿の前側)とハムストリングス(太腿の後ろ側)から始めてみるのがお勧めだ。

 大腿四頭筋は歩行時に負荷がかかるため、柔軟性が低下していると疲労が蓄積しやすくなる。

 皆さんは更にスタジオレッスンにも小まめに参加されているので、普段から大腿四頭筋にけっこうな負荷をかけているはず。

 またハムストリングスは日本人が硬くなりやすい部位。

 ハムストリングスをほぐしておくと腰痛予防にも。

 この2種目を正しいフォームで20〜30秒かけてじっくり伸ばす。

 5分もあれば余裕でこなせる。(この2種目はDSRのレッスン内容に含まれている。)

 お風呂上がりや運動後が理想だが、ご自分が継続しやすいタイミング、寝る前やテレビを観ながらでもオッケー。

 毎日5分のストレッチ。

 今年の目標のひとつにいかが?

 次回のDSRは1月20日(月)、13:40〜 武道場

 時間の都合上、短縮バージョンになりますが、的を絞って深ーく伸ばしましょう!

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