さちこの部屋(180)

「Streeeeetch !!」〜その1〜


 いよいよ来週の月曜日、1月13日(月)の朝Moova後に「DSR(Deep Stretch Relaxation)」レッスンを開催!

 お客様からよく聞くのが、

 「生まれつき体が硬いんですよ。」

 「〇〇が痛くて伸ばせないんです。」

 「頑張ってもちっとも開脚できない(柔らかくならない)。」

 などなど。

 また、スポーツクラブや体育館のストレッチエリアでお見かけする、間違ったやり方で一生懸命ストレッチに励んでいらっしゃる方々。

 フォームが違うのでほぼ伸びを感じてないだろうなーとか、あんなに苦痛で顔を歪めて行っていたら余計に筋肉が縮んでしまって逆効果だろうなーとか。

 レッスンでも1〜2分、時間に余裕がある時に何度かお伝えしているが、例えば立位(立ち姿勢)で行うハムストリングスのストレッチ。

 骨盤を真っすぐに立てた状態をキープして、股関節で折り目をつけて上半身を前傾させるのが正しいフォーム。

 ところが、骨盤が後ろに倒れた状態(骨盤後傾)で腰、背中を丸め、前に伸ばした足先の方にギュウギュウと頭を近付ける人の多いこと!

 これでは全くハムストリングスにストレッチがかからない。

 はっきり言って時間の無駄だ。

 レッスンの中では音楽に合わせて振付けの中でストレッチを行わなければならないし、何しろZUMBAは喋っちゃ駄目だし。

 その場その場で皆さんに毎回正しいフォームについてお伝えするのは難しい。

 で、時間が余った時にささっとではあるがお伝えするのだが、その時は「わー、ほんとだ。」みたいな感じになっても、次回レッスンにいらっしゃった時にはもうフォームが乱れてしまっている。

 単に時間の無駄になるだけならまだしも、きちんとストレッチを行えていなければ、日々の疲労がどんどん蓄積して筋肉は硬くなるばかり。

 すると、ある時「あいててて…腰が💦」とか「膝が痛い!」とかなるわけだ。

 そもそも、筋肉は使わなくても使い過ぎても硬くなってしまうのだ。

 よく、「もう歳だから。」と仰る方がいるが、老化が原因ではない。

 そんなこと言ったら、世の中の全ての高齢者が体が硬くなるはず。

 80代でもペッタリと開脚できる方もいらっしゃる。

 柔軟性の低下の主な原因は、運動量の減少にある。

 大人になると、生活に必要な動作ばかりを繰り返すようになりがちで活動量が低下する。

 すると徐々に筋肉が衰え、毛細血管が減少し、血液が十分に届かなくなるため、筋肉は硬くなるばかり。

 一方、長時間のデスクワークやテレビ鑑賞、ゲームなど、同じ姿勢を続けることでも筋肉は硬くなる。

 これは、同じ姿勢を維持するために働く筋肉に負荷が集中してしまうから。

 なので、大きな動作をともなう運動をして血流を良くし、硬く縮こまっている部位を正しいフォームできちんと伸ばしてあげれば、年齢に関係なく柔軟性は上がり、しなやかで疲れにくい体作りに繋がるのだ。

 DSRのレッスンでは、ストレッチの効果を最大限に引き出すため、最初に音楽に合わせてWarm upを行う。

 体が温まると疲労や運動不足で硬くなった筋肉がゆるむ。

 これは筋肉を覆っている筋膜が伸びるから。

 皆さんも入浴後に体が柔らかくなっていることは実感されているはず。

 柔軟性の向上には運動後や入浴後が効果的。

 但し、シャワーのみでは体が芯から温まらないので湯舟に浸かった方が尚良し。

 話しを戻して、Warm upで体を温め、それからじーっくり硬くなった筋肉を伸ばしていく。

 毎日毎日、仕事、家事、育児、そして介護とやる事満載で、全身くまなくストレッチする時間なんてとても持てない。

 ましてやり方もよくわからない。

 という方のためのDSRレッスン。

 2回目は短縮バージョンになってしまうが、1回目と3回目は全身くまなく伸ばしていくので、日々溜まった疲れをしっかりほぐしてもらいたい。

 そして1つでも2つでも覚えて帰っていただき、今後も疲労回復のために役立てていただきたい。

 Moova初の調整系レッスン。

 きちんとストレッチができれば、サーッと血液が巡る感じがわかります。

 そしてふわっと体が軽く感じます。

 ご都合の合う方、是非お越しください。

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