BTS(173)

(BTS172からの続き)


フレア:棺を霊柩車に載せたら、次は何するの?

セフレ:喪主の挨拶です。

カブレ:あれ? 葬儀でも喪主は挨拶したんじゃないのか?

セフレ:告別式の最後に喪主が挨拶をすることもあるみたいだけど、告別式が終わった後の出棺の際に喪主が挨拶するのが一般的だよ。

サブレ:霊柩車に載せた後?

セフレ:そう。そして、隣には遺影(故人の写真)を持った人が立ってるね。

フレア:喪主の挨拶は何を言えばいいの?

セフレ:これも決まりはないのだけど、一般的には、お葬式への参列者に対する感謝。故人が生前に受けた恩や支援・援助への感謝。あとは故人の在りし日の様子、故人のエピソードなどだよ。

チフレ:時間はどれくらい?

セフレ:長くても3分だね。それ以上長いと参列者が待てない。

フレア:喪主の挨拶が終わったら、次は?

セフレ:火葬場に移動します。

テブレ:確か、霊柩車が出発するときにクラクションを鳴らすんだよな。

セフレ:以前は、クラクションを鳴らすことが殆どだったよね。

チフレ:「以前は」と言うことは、今では鳴らさないの?

セフレ:最近は鳴らさないよ。

フレア:クラクションを鳴らす意味は何なの?

セフレ:諸説あるみたいだけど、故人を弔うという意味があるのと、火葬場までの道中の邪気を払う意味があるみたいだよ。

チフレ:楽器とか一番鶏は邪気を払うという言い伝えがあるからね。

カブレ:じゃあ、クラクションを鳴らさなくなった理由は?

テブレ:近所迷惑だからだろ。

サブレ:それ一択しかないよね。

チフレ:音が大きいし、めったに聞かない音だからビックリするよね。

セフレ:クラクションを、小さく短く1回だけ鳴らすというのもあるみたいだよ。

フレア:火葬場には誰が行くの? 何で行くの?

セフレ:火葬場まで行くのは、通常、喪主、遺族、親戚、僧侶などだよ。手段は葬儀社が準備してくれるよ。

カブレ:生前、仲が良かった人たちも火葬に参加していいんだろ?

セフレ:斎場と火葬場が同じ敷地にある場合は、参列者も火葬に参加することがあるよ。

フレア:火葬はどんな感じ?

セフレ:まず、火葬炉の前で、棺を炉に入れる前に、僧侶が読経します。その後、棺が火葬炉に納められるよ。

サブレ:火葬の時間は1時間ぐらいだったよね。

カブレ:その間、みんなは何処で何してるんだ?

セフレ:火葬が終わるまでは、火葬場の控室やロビーで待つことになるよ。

チフレ:そうだ。火葬する際は、火葬許可証が必要になるんだよね。

セフレ:そうだよ。そもそも火葬許可証が無いと、火葬場で火葬して貰えないからね。

フレア:誰が忘れずに持っていくの? やっぱり喪主が持っていくの?

セフレ:そこは大丈夫だよ。葬儀社のスタッフが火葬場に携行して手続きをしてくれるので。

テブレ:葬儀社のスタッフ様様だな。

チフレ:本当にだよ。葬儀社のスタッフがいなかったら、お通夜とかお葬式がスムーズに進まないよね。

セフレ:そう。葬儀社のスタッフの動き次第で、お葬式が上手くいくかどうかが掛かってるからね。だから、葬儀社選びは前もって慎重にしておく必要があるんだよ。

フレア:そうなんだね。ここにきてやっと、葬儀社選びの重要性が分かってきたよ。


(BTS174につづく)


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