BTS(172)

(BTS171からの続き)


セフレ:今回は、最後のお別れ・出棺、火葬、骨上げだよ。

テブレ:最後のお別れは棺に花を入れることだろ?

セフレ:そうだよ。

サブレ:お花は葬儀社が準備してくれるのかな?

セフレ:最後のお別れで、棺の中の故人の周りに添える花は、葬儀会場や祭壇に飾られている花を入れるんだよ。

チフレ:その花は供花(きょうか、くげ)と言うんだよね。

カブレ:最後のお別れでは、お花の他にも故人が使っていたモノとか故人の趣味に関するモノなども入れていいんだよな?

セフレ:お花以外も大丈夫だよ。ただし、燃えやすいモノ限定で。

チフレ:棺に入れるモノは、副葬品(BTS167を参照)のところでも話題になったよね。

フレア:最後のお別れの後は出棺でいいの?

セフレ:はい出棺です。ただし、出棺の前に棺の蓋を閉じるための「釘打ち」という儀式があるよ。

フレア:どんなことするの?

セフレ:葬儀社のスタッフが棺の蓋の四隅の釘を半分以上打ち込んだ状態にし、その釘を遺族などが2回ずつ打ち込んでいくんだよ。

カブレ:そんな儀式があるんだな。

フレア:それが終わったら出棺なんだね。出棺の手順はどんな感じなの?

セフレ:手順と言うほどではないけど、棺を霊柩車に載せて喪主が挨拶をする。その後、火葬場に向けて出発だよ。

サブレ:棺を車に載せるのは葬儀社のスタッフがやってくれるの?

セフレ:違うよ。親族や近親者の男性6人ほどで運ぶんだよ。

チフレ:男性6人も必要なの?

テブレ:男性6人で運ぶのか。棺ってそんなに重いの?

セフレ:重いよ。だいたい棺自体が20kg程度。棺の中には故人の遺体や副葬品が入るのでトータルで100kg近くになるんだよ。

カブレ:結構大変なんだな。

セフレ:出棺に当たって、霊柩車に棺を載せる際は、まず位牌を持った喪主が先頭に立ち、次に故人に最も所縁のある縁の深い遺族が故人の遺影を持って棺の先導をするんだよ。その後を男性6人程で棺を運ぶよ。

フレア:出棺する際にも歩く順番があるんだね。

セフレ:また、棺を運ぶ際は、故人の足を前にして運び、そのまま足から霊柩車に載せるんだよ。

フレア:なぜ足からなの?

セフレ:その理由は、故人とはここでお別れであって、もう二度と家に帰ってこないという意味があるみたいだよ。

チフレ:二度と家に帰ってこないとか言われると、グッと寂しくなるよね。

カブレ:大丈夫。お盆には帰ってくるんだろ。きっと。

フレア:ん? お盆? なんで?

チフレ:それは8月13日から15日のことでしょ。

フレア:あー、お盆ね。

セフレ:お盆は、先祖の霊が家に帰ってくる時期なんだよ。

サブレ:8月13日を迎え盆、15日を送り盆とも言うよね。

フレア:あー、なんかヤバイ感じ。このままだと話がズレる感じがするので話題を戻して。

テブレ:じゃ、時を戻そう。

サブレ:懐かしい、それペコパだ!

テブレ:正解!

セフレ:何故、ペコパという芸名になったか知ってる?

チフレ:知らない。変な芸名だなぁーとは思っていたけど。

セフレ:ペコパって韓国語なんだよ。

カブレ:そうなのか。どういう意味なんだ?

セフレ:韓国語で「腹減った」っていう意味だよ。

サブレ:それって、ハングリー精神的な由来なの?

セフレ:違うよ。韓国語のペコパという語感というか響きが気に入ったので、それにしたらしいよ。

チフレ:どんな発音なの?

セフレ:確か「ペー、コッパ」という発音だったと思う。

サブレ:ニュアンス的に「はらー、減った」って感じなのね。

セフレ:そうそう、そんな感じ。

フレア:やっぱり話題がズレた。出棺の続きは次回に。


(BTS173につづく)



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