BTS(170)
(BTS169からの続き)
フレア:今回は葬儀と告別式です。よろしくね。
チフレ:葬儀と告別式の違いは、以前(BTS168)やったよね。
カブレ:覚えてるぞ。葬儀は家族や親族で故人を供養する式、告別式は友人や知人も参加して故人とのお別れをする式だったな。
テブレ:葬儀と告別式は一緒にするのか?
セフレ:まず、近親者のみで葬儀を行い、その後に一般参加者も参列して告別式を行うのが本来の姿だけど、最近では、葬儀・告別式として区別せずに同時に行うこともあるみたいだよ。
フレア:お葬式と葬儀は同じ意味なの? 違う意味なの?
セフレ:一般的に葬儀と告別式を合わせてお葬式と呼んでることが多いようだよ。
カブレ:葬儀と告別式は同じ日にやるんだよな。
セフレ:そう、同じ日で葬儀の後に告別式をして、その後に出棺、火葬になるよ。
サブレ:葬儀と告別式の日はどうやって決めるの?
チフレ:ご遺体の状態を考えると亡くなってからすぐ葬儀と告別式、できれば火葬までやりたいよね。
セフレ:一般的には、亡くなった次の日の夕方から夜にお通夜、亡くなった翌々日に葬儀、告別式、火葬までできるように日程を組むよ。
フレア:でも、斎場とか火葬場とか簡単に予約ができるものなの?
セフレ:お葬式全体の日程を決めるためには、まず火葬場を予約することから始めるよ。
フレア:誰が予約するの? 喪主?
セフレ:お葬式を依頼した葬儀社のスタッフが火葬場の選定・予約をやってくれるケースが多いよ。
サブレ:じゃ、安心だね。火葬場はお葬式の斎場から近いの?
セフレ:一般的には、故人の住民票がある自治体の公営火葬場が選ばれるけど、葬儀社によっては葬儀社が保有する民営火葬場での火葬の場合もあるよ。
テブレ:公営と民営では値段が違うんだろ?
セフレ:違うね。公営の場合は、火葬料が0円~6万円と差があり、それぞれの自治体(県営、市営、村営等)の事情によるみたいだよ。また、公営でも住民以外が利用する場合は、住民料金の3~5倍かかる場合もあるみたい。
チフレ:民営の場合は?
セフレ:民営の場合は公営よりも割高だけど、葬儀費用としてセットになっている点と、なるべく短期間で火葬までできるように融通が利く点が有利だよ。場合によっては火葬場付きの斎場で葬儀・告別式から火葬まで同じ日に同じ場所で実施できるので、遺族にとっても参列者にとっても便利だよね。
カブレ:公営、民営とも一長一短があるんだな。
フレア:葬儀と告別式の流れはどうなの?
セフレ:葬儀と告別式を同時に実施した場合の一般的な流れは、弔問者(会葬者)の受付→僧侶の入場→読経→弔事・弔電→焼香→僧侶退場→閉式だよ。
カブレ:葬儀と告別式はどこで分かれるんだ?
セフレ:告別式として区別する場合は、読経が終わり僧侶が退席した後の弔問者の焼香からが告別式になるよ。
サブレ:弔問者の受付は親族でやるの?
セフレ:いや。葬儀社が受付係を配置してくれるので親族がする必要はないよ。
フレア:席順とかあるの?
セフレ:一般的には前列の数列が親族・近親者席、それより後ろは弔問者席で、特段、座席を決めずに到着した人から順不同で着席してもらうことが多いみたいだよ。
チフレ:葬儀の司会も葬儀社がやってくれるの?
セフレ:そう。
カブレ:弔電奉読の順番とかどうやって決めるんだ?
セフレ:一般的には、故人との関係が近い順に奉読するんだけど、社会的地位なども関係することがあるから葬儀社と相談した方がいいよね。
サブレ:弔電は誰が奉読するの?
セフレ:それも司会又は葬儀社で準備した朗読者が実施するよ。
テブレ:焼香の順番も故人と関係が近い順か?
セフレ:そう。焼香は、喪主→遺族→親族・近親者、その次に一般の弔問者の順だよ。
サブレ:あー、だから、親族・近親者席が前列にあるんだね。
フレア:お布施とかどうしたらいいのかな?
セフレ:その辺も気になるよね。次回は、そこから始めよう。
(BTS171につづく)
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