BTS(154)

(BTS153からの続き)


セフレ:今回は、良い葬儀社選びのためのコツやポイントの説明です。

フレア:はい、よろしくお願いします。

セフレ:まずは、葬儀社の種類や特徴を理解することから始めましょう。

フレア:何故、それが必要なの?

セフレ:以前(BTS145)でも紹介したとおり、葬儀社は全国に約9,000社あるらしく、全国展開している大手葬儀社から、地域密着型の小規模経営の葬儀社までさまざまなタイプの葬儀社があるからだよ。

フレア:イメージ的には、全国展開している規模が大きい葬儀社の方が良い感じだけど。

セフレ:規模が小さいからダメという訳ではないよ。要は、故人又は遺族が希望する葬儀を行うことができるか、安心して任せることができるのかが重要な点だよ。

フレア:そうなると「住んでいる地域に適った葬儀がしたい」とか、「極力、葬儀費用を抑えたい」とか、「葬儀に関して素人なので、全てを安心して任せられる葬儀社に依頼したい」とかの希望があるということだよね。きっと。

セフレ:そのとおり。なので、要望を十分に叶えてくれる葬儀社を把握するためには、まず葬儀社の種類や特徴を知っておくことが重要になるんだよ。

フレア:分かった。

セフレ:次に、事前の相談や費用見積作成に対応してくれる葬儀社を選ぶこと。

フレア:その心は、ボッタくりや悪徳業者かどうかの見極めができるということだね。

セフレ:そう。安心して依頼できる基準として、「丁寧で親切な対応をしてくれるか」どうかを確認するとともに「明確な価格表示」がなされているかどうかも重要な要素になるので、複数の葬儀社から費用見積を入手できればいいよね。

フレア:葬儀後に「見積と価格が違った」ということにならないように十分な確認が必要なんだね。

セフレ:また、急いで契約を結んでしまうと、後になって大きなトラブルに繋がる場合もあるので、費用や数量に気になることや分からないことがあれば、必ず葬儀社に確認することが大事だよ。

フレア:でも「こんな質問をすると葬儀社の人に失礼かもしれない」と思う人もいるかも。

セフレ:そんな心配をする必要が無いように、どんな些細な質問に対しても快く回答してくれる葬儀社を選ぶことが大事です。葬儀後に後悔しないように葬儀に対する不安を少しでも払拭してくれる親切な葬儀社を選びましょう。

フレア:であれば、やはり生きているうちに一度、複数の葬儀社に対して相談や見積をしておく方がいいんだね。

セフレ:次のポイントは、信頼できる担当者に出会えた葬儀社を選ぶこと。

フレア:葬儀社そのものではなく、そこで働く従業員(担当者)に対して信頼が置けるかどうかということなの?

セフレ:そう。

フレア:何故?

セフレ:その理由は、そもそもお葬式、特に喪主は生涯において何度も経験するものではないから、お葬式当日、遺族は参加者への挨拶など慣れない葬儀で、上手に気を利かせて立ち振る舞うことができないと思うので、遺族の代わりに気配りして動き回ってくれる担当者がいれば、お葬式がスムーズに進行できるからだよ。

フレア:なるほどね。でも、その担当者はお葬式の時だけでいいの?

セフレ:可能ならば、病院から自宅までのご遺体の搬送に始まり、葬儀までの段取りの打合せ、葬儀当日の進行役、葬儀後の請求者まで同じ担当者であることが望ましいよ。

フレア:そうなると、やはり事前にある程度、お葬式のイメージが共有できたり、大きな流れを決めておいた方が良さそうだね。

セフレ:うん。是非、終活の一環として早めに準備しておいた方がいいね。

フレア:重要な事はまだあるのかな?

セフレ:全部で10個の良い葬儀社選びのためのコツやポイントを準備したよ。

フレア:はい、続けてください。

セフレ:4つ目は、資料請求、相談、見積などへの対応が早い葬儀社を選ぶことだよ。

フレア:早いに越したことはないけれど、でも、早ければ全て良しという訳でもないでしょ。

セフレ:複数の葬儀社を比較検討する際に当たり、まずは資料を請求することから始めるのが一般的かと思うのだけど。

フレア:まあ、手始めとしてそうなるかな。

セフレ:その際の対応のスピードに注目です。資料請求への対応などの基本的な業務に対するスピードが速い会社は、お葬式の手配の対応も速いと考えられるから。

フレア:確かに。葬儀社の担当が「資料を送ります」と言ってから一週間経っても届かなかったら、ちょっと嫌だね。

セフレ:迅速に対応してくれる葬儀社は、今後もストレス無く一緒にやっていけそうだけど、資料請求をしているのにも拘わらず対応が遅い葬儀社には依頼しない方がいいと思うよ。次は、届いた資料を見て比較しながら、セットやオプションの範囲とその金額を明確に記載している葬儀社を選ぶことだよ。

フレア:それも大事だね。特に、お葬式後に葬儀社と揉めないようにするためにもね。

セフレ:話が長くなりそうなので、今回はここで打ち切りして残りは次回にします。


(BTS155につづく)

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