BTS(148)

(BTS147からの続き)


フレア:直葬についてだね。

セフレ:直葬は火葬式とも呼ばれるお葬式のスタイルで、通夜や告別式を実施せず火葬と遺骨の引き取りのみを行うものだよ。

サブレ:一日葬よりも更にダイエットした感じだね。

カブレ:もうこれ以上は削れない極限の葬儀だな。

フレア:直葬(火葬式)はどんな感じで行われるの?

セフレ:参列者は家族と親族の遺族に限定され、直接火葬場に行き、火葬炉の前で法要を含む簡単なお別れをして、火葬後に骨上げして終わる感じだよ。

フレア:なるほどね。簡素化してるね。ところで、遺族は親族のどこまでの範囲になるの?

セフレ:一般的には、故人の配偶者、子供、両親、祖父母、孫、兄弟姉妹までを遺族としてる感じだね。

チフレ:直葬(火葬式)の場合も菩提寺の有無により、できるできないがあるんだよね。

セフレ:そうだね。でも、それぞれの家庭の経済的な理由から直葬(火葬式)を許可する菩提寺もあるみたいだから、菩提寺がある場合は一度相談してみたらいいと思うよ。

チフレ:費用はどれくらいかかるの?

セフレ:火葬場にもよるけど、10万~40万円が相場みたいだよ。

チフレ:内訳は?

セフレ:例えば、ご遺体の搬送(自宅から安置所までの運搬)・安置・出棺(火葬場までの運搬)までを葬儀社に依頼した場合として、そこまでの一般的な費用が15万円程度。火葬場での費用は地域や民営・公営にもよるけど7万円程度。火葬炉の前で住職(僧侶)による法要(読経)などへのお布施(お礼)が3万円程度で、合計がだいたい25万円くらいかな。

チフレ:葬儀社の15万円には仏具などは含まれないの?

セフレ:葬儀社のプランにもよるけど、仏具などは含まないけど棺(布団、ドライアイス込み)や骨壺・骨箱、運営スタッフ、火葬の行政手続き代行を含めた場合は、約半分の8万円くらいでできるみたいだよ。

カブレ:残り7万は何の費用なんだ?

セフレ:一例として、葬儀社が手配(準備)してくれる仏衣一式、祭壇飾り、線香、ろうそく、仮位牌、お別れ用花束、自宅飾りなどかな。

テブレ:よく知ってるな。ところで、火葬してる間に住職も含めた参加者全員で食事をした記憶があるんだけど、あれ必要なのか?

セフレ:結論から言うと必要ない。

フレア:火葬自体は何時間かかるの?

セフレ:だいたい1時間くらいだよ。

フレア:その間はどこで待ってるの?

セフレ:火葬場には待合室があるので、そこで待ってるよ。

サブレ:そこで待ってる間に食事が必要なのかな?

セフレ:そもそも直葬(火葬式)や一日葬の場合は、お葬式の手順を必要最小限にして参加者も遺族などに限定して経費を抑えることが目的だから、待合室での食事や茶菓子も必要ないんだよ。ただし、どうしてもお昼を挟む場合や季節に応じて必要な場合はコンビニ等で購入した軽食や飲み物程度で十分だよ。

カブレ:直葬(火葬式)は葬儀全体の何%ぐらいなんだ?

セフレ:お葬式全体の5%くらいで、自宅葬や一日葬も同じ割合だよ。

サブレ:やっぱり一般葬が多いのかな?

セフレ:ある統計によると一般葬が50%、家族葬が35%、一日葬、自宅葬、直葬(火葬式)がそれぞれ5%という傾向らしいよ。

フレア:一日葬とか直葬(火葬式)は経済的ではあるけど参列者のことを考えると、なかなか選択できないものなのかなぁ。

テブレ:それこそ、エンディングノートに書いておけばいいだろう。直葬(火葬式)希望。葬儀社はココ。火葬場はココって感じで。

チフレ:あと、参列できなかった人のために会費制のお別れ会の開催も。

セフレ:それもありだけど、葬儀社をあらかじめ指定する場合には問題もあるみたいだよ。

フレア:どんな問題があるの?

セフレ:次回は、葬儀社選びのトラブルについての話題にしよう。

チフレ:あれ?自由葬、樹木葬、生前葬の説明は?

セフレ:忘れてたね。次回は、それに変更で。


(BTS149につづく)

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