さちこの部屋（００５）

「朝の果物は金」

　残暑厳しい毎日ですが、皆さん健やかにお過ごしでしょうか。

　時期的に「金」の文字を見るとオリンピックの金メダルが浮かびますが、今日は果物のお話し。

　先日ヘアサロンに行った時のこと。

　担当スタイリストさん（私と同世代）、アシスタントの方（２０代前半）と３人でお話ししていたら食生活の話題になりました。

　アシスタントさんは一人暮らしなのですが、食事はほとんど、出前かコンビニ、野菜と果物はほとんど食べないそう。

　野菜は「どう〜しても身体が欲したら」コンビニでサラダを買って食べることもあるそうですが、果物はほぼ食べないそうです。

　元々偏食気味だったそうですが、果物は味が嫌いなわけではなく面倒だから。

　「じゃバナナなら楽に食べられるじゃない？」と言うと、たいてい４〜５本の一房売りだから食べきれないと。（毎日朝１本食べたら腐る前に食べきれるのになぁ）

　そこで「朝の果物は金、昼は銀、夜は銅って知ってる？」と質問すると若い女性はともかく同世代のスタイリストさんもご存知ないとのことでした。

　軽くカルチャーショック！

　勿体無〜いと思いました💦

　私は子供の頃から「朝の果物は金…」を母から言い聞かされ、そして母は毎朝新鮮な果物を朝食と一緒に出してくれました。

　その食育（その当時はまだその概念は無かったですが）のお陰か、私も果物が大好きで、自分の子供たちにもまんま同じ食育をしてきました。

　なので、我が家の子供たちはやはり果物大好きですし、若い世代が面倒くさがる果物の皮むきやカットも自分でやるようになりました。

　「朝の果物は金…」は元々ヨーロッパのことわざだそうです。

　意味合いとしては、健康に有効な果物を食べる時間帯を表しています。

　皆さんご存知のように果物には糖質、カリウム、ビタミンC、食物繊維、ポリフェノール類などの栄養素が含まれています。

　朝は１日の活動のスタート、消化の負担が少なく、素早くエネルギーに転換される果物は朝食に食べるのに適していると言えます。

　カリウムは体内の水分量を調整する働きをしてくれるので、浮腫の解消、高血圧の予防に効果的とされています。

　ビタミンＣは美肌効果ももちろんですが、鉄分の吸収率を高めるため、女性に多い貧血に嬉しいビタミンです。

　またストレスに対する抵抗力も高めるので、日々お仕事や家事育児でストレスフルな生活には積極的に取り入れたいですね。

　食物繊維は言わずもがな便秘解消や糖質、脂質の吸収を緩やかにしてくれるので、ボディラインが気になる方にも必須アイテム。

　ポリフェノール類はこちらもすっかり有名、抗酸化作用、アンチエイジング効果。

　もちろん、甘いものがやめられない方は午後のオヤツにケーキを食べるより、断然お勧めです。

　脂質がほとんどないですし、糖度の高い果物は十分砂糖たっぷりのスイーツの代わりも果たせることでしょう。

　但し、夜は活動量が落ちますから、余分な糖質（特に糖質の中の果糖）は中性脂肪に変わりやすいのです。

　厚生労働省によると、現代人は接種目標の半分くらいしか接種できていないそうです。

なので、朝は忙しくて夜しか食べるタイミングが…という方はなるべく早めに、量も加減しながら食べるといいですね。

　ちなみに厚生労働省と農林水産省のガイドラインによると、成人の接種目標は１日あたり２００ｇ。

　果物の大きさにもよりますが、目安としては、

　みかん、桃、柿、キウイ、バナナ等→２個

　林檎、梨→１個

　苺→１２粒

　私は毎朝必ず旬の果物を食べます。

　旬の食物にはその季節ごとに身体に必要な栄養素が含まれていますから。

　美味しい物を食べて健康維持に繋がるなんて一石二鳥！

　チマチマ皮を剥くのが面倒であれば、林檎なら皮付きのまま、西瓜の種を取りながらスプーンでゆっくり食す時間がなければ、前日時間のある時にある程度種を取り除きながら、一口サイズにカットして冷蔵庫でスタンバイ。

　それも無理ならバナナや、最近は冷凍のカットフルーツもたくさん店頭に並んでいるので、冷凍庫にストック。

　体調を崩してから薬を飲むより、予防医学的に積極的に果物接種に励んでいます。

　但し、ある特定の果物に対してアレルギー反応が出てしまう方もいらっしゃるので、ご注意くださいね。

　日本はフルーツ王国、何か体質的に食べられない果物があっても、代替えの果物は見つかるはず。

　あと私の経験から、朝は果物しか食べないという方もいらっしゃるかと思いますが、私は冷え性なので冬の朝に果物だけを食べると身体が芯から冷えてしまって指先の血行不良を起こしガタガタ震えがきてしまうほど。

　なので、私は冬でも朝に果物を食べますが必ず身体を温める作用のある朝食もしっかり摂ります。

　食物は陰性と陽性の質を持つので、冬場に身体を冷やす陰性の食物を摂らないほうが良いという考え方もあります。

　巷には諸説ありますから、皆さんもご自分の体質に合うもの、食べ方を模索して美味しく楽しく食生活を改善していきませんか？

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　前回の記事で「天の声」さんからワクチン接種1回目はどうだったんだ？とツッコミがきておりましたが、１回目はさして報告するほどでもなく…

　発熱なし、注射部位の肩が痛いだけでピンピンしておりました〜。

　人によっては１週間腕が痛くて上がらなかったというお話も耳にしましたが、私は翌日には痛いっちゃ痛いけど、別に痛み止め服用しなくてもダンベル持ってToningのレッスンできますよってくらいでした。

　もしワクチン接種の回数を追うごとに副反応が強くなるなんてことがあったら怖いですね💦

　でももしワクチン接種３回目があるとしたら、私は必ずまた接種受けますが。

　ワクチン接種も果物接種も、全てはクオリティの高いレッスンを行うために！