さちこの部屋(034)
chit chat(9)〜血管年齢、筋力測定〜
少し前のことですが、仕事帰りにとあるドラッグストアの前で「無料で血管年齢測定」をやっているのを見かけ、そういえば血管年齢測定はやったことなかったのでと試しに測定してもらいました。
椅子に座ると、爽やかな笑顔のお姉さんが「こういったお悩みはありませんか?」とフリップを見せてくれました。
(フリップの内容)
・肩コリ
・腰痛
・疲れやすい
・たるみ
・太った など。
「何もありません。」と答えると、お姉さんは会話の糸口を失ったようでちょっと困った様子。
いや私だって人間ですから、疲れていることもちょっと身体の調子が…ってこともたまにはありますが、それは一時的なことで慢性化した症状ではないのでこの場合当てはまらないなと。
「たるみ」に関しては、そりゃお顔のたるみは気になりますとも!
でも、これもこの場合当てはまらないであろう。
じゃ次に進みましょうということで実際に測定に。
とあるメーカーの血管年齢測定機(簡易式)で指先を挟み測定。
次に筋力測定ということで握力計を握る。
結果は…
血管年齢 → 66歳!
握力 → 26.9kg
そしてお姉さんの言うことには、血管年齢も筋力的にも加齢で低下しているので是非運動しましょう!と…。
ドラッグストアの前で行われていたので、てっきり何かサプリのキャンペーンかしらと思っていたら、運動施設のキャンペーンでした〜。
そこから畳み掛けるように「いつならお仕事お休みですか?」「今お仕事のシフトがわからないようなら、とりあえずこの日にご予約を入れていただいて、後ほど確認のためこちらからお電話します!」と予約表を出してこられてしまったので、「すみません。実は私同業者でして、どんなやり方で血管年齢測定と筋力測定するか知りたかっただけなのです。」と正直に申し上げてお断りして帰宅しました。
帰宅後、血管年齢測定と握力計での筋力測定について調べてみたところ、簡易式の血管年齢測定機はどこでも簡単に測定できるメリットはあるものの、指先の血管は細いので測定結果の信憑性については賛否両論でした。
きちんと測定するのであれば、やはり病院で測定機を装着して測るのが良さそうです。
次いで、握力計で全身の筋力測定ができる根拠は何かというと、身体の大きな筋肉を継続的にトレーニングすると、IGF−1(アイジーエフ・ワン)という筋肉を合成する物質が体内で作られます。
握力は腕のごく一部の細い筋肉を使うので、全身運動をしてIGF−1がたくさん出ていないと、握力だけを向上させるのは難しいのです。
なので、逆説的に握力が弱いということは全身の筋肉量が不足気味であると推測できると考えられるそうです。
いやでもでも…
あくまでこれはひとつの目安、推測できるということ。
大人数を簡便に短時間で測定するにはとても良い方法だと思いますが、私は週6日の有酸素運動、筋トレのレッスンに加えて週3日の自主トレ。
改めて自主トレの内容を見直してみると、
・腹筋 120回
・背筋 130回
・腕立て伏せ 40回
・殿筋 60回
・下肢 30回
全て自重トレーニング、もしくはダンベル、チューブを使用。
男性のような筋肥大はしないように負荷はあまり大きくならないよう設定しています。
これだけ身体を動かしていて筋力トレーニングしましょう!って言われても〜。
握力は昔から弱く、子供の頃から垂直跳びや反復横跳び、50m走などはクラスで一番の成績でしたが、握力測定ではいつもクラスで下位。
今回の測定結果はその頃より上がっていたので、先ほどの説でいうと自主トレの成果なのか…?!
血管年齢測定は今回初でしたが、昨年秋に市の健康診断を受けた際に、採血のために注射針を刺した看護師の方に、針を刺した途端に「何か運動されていますか?」と訊かれました。
刺した際の血管の弾力で何となく分かるらしい。
「はぁ、フィットネス関連の仕事をしておりまして」と答えると「あ~、やっぱりねぇ」と。
願望を込めてというのもありますが、個人的には簡易式の血管年齢測定機より何千回と採血をされているであろう看護師の方のプロの勘を信じようと思いました~。
もちろん運動習慣だけではなく、食事、飲酒、喫煙など様々な要因があって血管年齢は変わってきます。
皆さんご存知のとおり、私は「酒Love♡」なので油断大敵ですが。
皆さんも機会があれば一度測定してみると良いかもしれませんね。
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