さちこの部屋(035)

chit chat(10)〜Moova掲示板作りました!〜


 私はよく子供たちの話しをすると、「子離れしてますね~」と驚かれることがあります。

 自分では意識して子離れをしようと思ったことはないのですが、そう言われると、褒められている場合とドン引きされている場合との2パターンがあるのではないかと感じることがあります。

 子育てに対する考え方は十人十色。

 世の中いろんな人がいらっしゃるわけですから、親子の組み合せごとにピタリとはまっていれば良いと思っています。

 例えば、先日会員Kさんから「娘さんの入学式はいつなんですか?」と訊かれたので、「えー…訊いてないです😅」と答えたところ、とてもびっくりされて、やはり「先生は子離れしてますね😳」と。

 Kさんは褒め言葉として仰ってくださったようですが、最近でも大学の入学式に親が参列するものなのでしょうか。

 友人に聞いてみると、一人っ子の親御さんは参加率が高いようです。

 ちなみに私は、上の子2人の大学の入学式も参加しませんでした。

 私の感覚では、高校まで出したら親の義務は終わり…みたいに思っています。

 高校までは何とか絶対にきちんと卒業させなくては!と思っています。その後の進路に関しては、金銭的な面では親も関わるので口出ししますが、大学なのか、専門学校なのか、就職なのか、どんな仕事に就きたいのか等は、子供よりは長く生きているので分わかる範囲でのアドバイスはしますが、細かいところは現況に詳しい進路指導のプロである先生に相談した方が良い場合もありますし、本人の意思が一番重要だと思うので、本人が最終決定したらあとは口出ししません。

 ただ、一貫して子供たちに伝えてきたことは、「親は必ず先に死ぬ。ずっとあなた達を守ってやれるわけではないから、必ず自立して自分で食べていけるようになりなさい。」ということだけ。

 あ、娘にはプラスα「生涯シングルでいても、結婚してもいざとなったら離婚できるよう、選択肢を持てるように女とはいえ稼げる仕事に就きなさい。」とも常々言ってましたね。

 私はもちろん、世の親御さんたちと同じように自分の命と引換えにしてもよいくらい子供たちを愛していますが、あくまで別個の人間、分かり合えるところもあれば、さっぱり理解できないところもあります。

 だからこそ、子供たちとはよく話をしています。

 母としての顔で話すこともあれば、一人の女性として話すことも多いです。

 そのせいか、離婚する時も誰も反対しなかったですし、その後も一緒に住んでいないだけで関係性は何ひとつ変わりありません。

 時々一緒に買い物に行ったり、うちに来てご飯を食べたり泊まっていったり。

 日常の他愛ない話しや学校のこと、バイトのこと、お父さんへの愚痴(私じゃないです。子供たちがです。笑)、更に恋バナまで。

 普通お年頃のお子さんたちはあまり親に自分の恋愛の話しはしないことが多いと思いますが、うちの子供たちは父親には話さないようですが、私には普通〜に話してくれます。

 先日就職のため上京してきた甥っ子(幼い頃、春休みや夏休み中、うちに毎年泊まりに来ていて我が子同然)も、引越しは落ち着いたかとLINEしたら、電話をかけてきて恋愛相談を赤裸々にしてきました。

 私がオープンな性格だから、遺伝したのか、影響されたのか…?

 もちろん、いきなりこのような関係性になったわけではなく、反抗期や思春期を乗り越えてではありますが、徐々に「親の顔と子供の顔」と「一人の女性と一人の若者の顔」の割合が変わっていったような感じですね。

 ただ、長男に関しては初めての子供で私がかなり苦戦したので、いまだに「もっとああしてあげれば良かった、こうしてあげれば良かった…」と後悔のタネが尽きません。

 二人目からは私の肩の力が抜け、楽しみながら育児させてもらったと思います。

 長男には本当に申し訳ないことをしたと、もし長男が幼い頃に戻れるなら、あんなにイライラせずにもっと抱きしめてあげれば良かったとずっと胸に残っています。

 そのせいか、長男とはあまり接点がありません。

 時々こちらからLINEすると既読がついたり、遅れて返信があって生存確認みたいな。

 まあでも、私に対してだけではなく、他の身内やバイト先でもそうみたいですが。

 会えば普通にお喋りするんですがね😅

 私が本当に子離れできいるとするならば、多分私の親の影響が大きいかと思います。

 姉は長女、真ん中に兄、私は3人目の末っ子です。

 私の母も姉を育てる時は初めての育児で私と同じように余裕がなかったのでしょう。

 姉には厳しく接していたようです。

 私の時は3人目でけっこうテキト〜な感じでしたので、あんなに姉には厳しく習い事をさせたり、お手伝いをさせたりしていたのに、私の習い事は全て中途半端に終わり、何ならお箸の持ち方もまともに教わりませんでした。

 そしていつも姉が私の面倒をみるのを押しつけられブリブリ怒ってましたね笑

 今では姉と親友のように仲が良いですが、小さい頃は本当に姉にはお世話になりましたよ。

 今でも何かと心配かけてばかりですが😅

 そんなこんなで放任主義で育った私は、親との関係性もあっさりしています。

 私が10代の頃に父が事業に失敗し、親元を離れるのが早かったこともあり、「親には親の人生があり、親であると同時に一人の人間である。」と悟るのが同世代の子より早かったかもしれません。

 多分そんな経験から、「子供には子供の人生があり、我が子であると同時に一人の人間。」と自然と思えるようになったのでしょう。

 だから子供たちも対人間同士として私と接してくれるのだと思います。

 もちろん、理想の育児なんてわかりません。

 うちはたまたまそれがうまくいっただけ。

 親子の相性、兄妹構成など、様々な要因が複雑に絡み合っていくものだと思います。

 以前、姉の育児相談を聞いているとき話したのですが、結局子育てが成功(何をもって成功とするのかもわかりませんが)したかどうかなんて、自分が死ぬ間際にならないとわからないんじゃないかなぁ…と。

 Moovaの会員さんのお子さん達は、もうずいぶん大きくなりましたよね。

 まだ数人、小さいお子さんもいらっしゃいますが、もう孫のような感覚です。

 めっちゃ可愛いです💕

 現役のお母さん達もいらっしゃれば、育児を終えられた世代の皆さんでは介護をされている方など、様々な立場で日々頑張っていらっしゃることと思います。

 イライラすること、愚痴りたくなってしまうこと、誰かに共有してほしいことなど、たくさんの想いがあることでしょう。

 Moovaのレッスンでストレス発散していただくと共に、そんなご自分の胸に溜まったものを吐き出す場をご提供します。

 「Moovaで今年やって欲しい事」の応募の中に、情報交換する場が欲しいとありましたよね。

 10周年記念事業の一環として「Moova掲示板」サイトを作成しました!

 コロナ禍の中、以前のように長々と井戸端会議もし辛い日々。

 子育ての愚痴でも、ダンナ様の愚痴でも、美容情報や譲ります・譲ってください、など他愛ないことで大丈夫です。

 井戸端会議の代わりに、お気軽に会員さん同士の交流の場としてご活用ください😊

 ダンスや筋トレだけではなく、「Moova」という媒体を通して皆さんの日々の暮らしがより豊かに楽しいものとなるよう、心から願っています✨

 ※今回の写真は娘の卒業式の際のものです。

 コロナ禍で簡素化された式典だった為、廊下でササッと撮影するしかなかったのですが。

 これで子供の学校行事に参加するのは最後。

 私も学生の保護者という立場から卒業した日でした😊

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