さちこの部屋(044)
「鏡の重要性」
朝活Moova第1期「猫背&巻き肩改善」編も残り4回となりました。(令和4年6月5日(土)現在)
1回30分という短い時間にも拘わらず、予定通りスムーズに講座が進んでいるのは、参加されている皆さんが集中して講座に向き合ってくださっており、またきちんと宿題に取り組んでくださっているからだと思います。
以前から美トレ・パーソナルトレーニングにお越しいただいている方々がよく仰っているのは「自宅で一人で美トレをやる時と、先生とマンツーマンでやる時とでは全然キツさが違う〜💦」ということです。(いやもちろん、そのために指導料をいただいて私がびっちり横に張り付いているのですが…笑)
特に、美トレを始めたばかりの方だと、まだやり方を完全に覚えていないことから、十分な負荷がかからない状態で行ってしまっているということもあるでしょう。
しかしながら、何度も美トレに通われてトレーニングの受講を重ねていけば、徐々に身体が正しいフォームを覚え、ご自宅でお一人でも十分なトレーニングができるようになります。
ですが、何ヶ月も通われており、やり方をマスターされている方でも「一人でやる場合はキツさが違う」と感じることがあるようです。
その原因は恐らく、自主トレをする際に鏡を見ながら行っていないのではないかと思うのです。
単純に目の前に大きな鏡が無いということではなく、鏡に映る自分の姿(フォーム)を確認しながら行っていないのではないかと…。
パーソナルトレーニングを行う際には、正しいフォームと、あえて間違ったフォームをお見せして、ご自分でも両方やっていただき、身体で感じる違いを体感していただきながら、鏡を見ることでビジュアル(イメージ)としても記憶に残るように指導しています。
身体の感覚は忘れてしまっても、写真として目に焼きつけて記憶に留めていただければ、後日自主トレをする際に役立つのではないかと思います。
例えば、よくToningのレッスン中にも注意喚起していますが、肩がすくんでしまっていると肩と耳が近づきます。
なので「ご自分で鏡を見て肩と耳の間の間隔が十分に開いているかどうかチェックしてください。」とお伝えしています。
常に肩がすくんでいて僧帽筋が縮こまっていると、腕を上げた時に無意識に肩がすくんでしまうのだと思います。だからこそ、鏡を見てご自分で気がつくことが大切なのです。
これはフィットネスのプロでなくとも、誰もがひと目見れば違いがわかる、とても分かりやすい一例です。
そのために「なるべく鏡に映る立ち位置へどうぞ。」とお声がけしています。
人の身体の感覚は曖昧なもので、肩の高さに真っ直ぐ横に腕を伸ばしてみようと思っても意外と高すぎたり低すぎたり…。
高さに左右差が出ることも…。
鏡に映る自分の姿を見て初めて気がつくことがたくさんあるものです。
私も自宅で自主トレをする時やダンスの練習をする時は「正しいフォームでトレーニングできているか?」、「DVDの振付け通りに踊れているか?」を必ず鏡でチェックしながら行っています。
特にZUMBAのレッスンは対面指導で行なうので、皆さんの前で踊っている最中に自分のフォームを鏡で確認することはできません。
なので、鏡を見なくとも正しい振付けで踊れるように自宅で鏡を見ながら練習を重ね身体と頭に叩き込んでおくのです。
ZUMBAは「思い切り汗をかいて楽しめればOK!」という方もいらっしゃることでしょう。もちろんそれでOKです。怪我に繋がるような動きをしていない限り、とりあえず動いていればある程度の有酸素運動の効果もあります。ストレス発散もできます。皆さんが思い思いに自由に楽しんでいただけるのが一番良いと思っています。
とは言うものの、美トレや筋トレは明確な目的に基づいて行うものですし、「もっとダンスが上手になりたい!」と思われる方にとっては絶対に自分の姿を鏡で見ることが必須になります。
しかしながら、鏡に映った自分の姿を見ていても正しい状態なのかわからない…という方は、是非お気軽にインストラクターまでお声がけくださいね。
そして朝活Moovaに参加されている皆さん、毎回「はい、自分で鏡を見て!」とお伝えしていますが、頭の位置がずれないよう、頸椎の角度を変えないように顔の向きを変えてちょこちょこセルフチェックする習慣をつけましょう。
習慣づいてしまえばしめたもの。
朝活Moova第1期が終了した後もご自宅で継続して美トレを行う際には、正しいフォームで実施できているかどうかを確認する際に必ず役に立ちますよ!
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