BTS(095)

(BTS94からの続き)


カブレ:よし。ハードウェアは大体理解したぞ。次にソフトウェアについて教えてくれ。

セフレ:ソフトウェアはプログラムやアプリ(アプリケーション)のことで、パソコンやスマホの中で動くツールを指しているよ。ウインドーズやメール、インターネット、エクセル、ワード、ゲームなどで、今ではインターネットでダウンロード(一部は購入によるモノもある)して取り込むのが一般的だよ。

フレア:スマホだと、アップルストアとかグーグルストアとかで購入するヤツだね。

セフレ:そうだよ。

チフレ:以前話題になったAIもソフトウェアに入るんだよね。

セフレ:そうだよ。

サブレ:そもそも何故ソフト、ハードというの?コンタクトレンズみたいに柔らかいか硬いか、ということではないでしょ。

セフレ:サブレ、いい質問だね。もともとは「金物類、金属製品」を意味するハードウェア(hardwear)という言葉があって、それがコンピュータ用語として定着し、その対比語としてソフトウェア(softwear)という言葉が使われるようになったんだよ。

フレア:何故、金属製品をハードウェアと呼んだの。鉄が硬いから?

セフレ:フレア。それもいい質問だね。鉄の加工が簡単にできるようになるまでは、木を材料とした木材製品が主流で、それらをウッドウェア(woodwear)と呼ぶんだよ。

フレア:そうなんだ。

チフレ:でも、時代の流れ的には木器→土器→石器→青銅器→鉄器の順じゃなかったかなぁ。

セフレ:この場合、道具としての時代の流れは考慮してないよ。

チフレ:そうなのね。

セフレ:木材は加工しやすい、更に壊れやすい燃えやすいので「柔らかい」イメージだよね。それに対して金属は加工しにくい硬い壊れにくい頑丈といったイメージから木材の対比語として「ハードウェア」が使われるようになった。ちなみに、金物屋さんは「hard wear store」と言うんだよ。

カブレ:ソフトウェアは木材の対比の金属対比なんだな。

テブレ:対比の対比なら元に戻ってウッドウェアでいいのか?

フレア:ソフトウェアは木じゃないから、そうはならないでしょ。

セフレ:今ではコンピュータ用語としてのソフト、ハードにとどまらず、世の中の現象(活動)がソフトとハードで言い表せるよね。

サブレ:例えばMoovaでいうと?

セフレ:Moovaでのハードは、Moovaを構成するモノで触ることができるモノだよ。何があると思う?

チフレ:まずは、インストラクターの先生と参加している会員さん。

フレア:スタンプカード。

テブレ:Moovaの受付で使う道具(受付用紙、ペン、スタンプ)、アルコール消毒液、ペーパータオル。

カブレ:みんなが着るウェアーとシューズもな。

サブレ:スポーツドリンクとタオル。

テブレ:借りるモノでもいいのか?

セフレ:Moovaで必要なモノなら所有者は関係ないよ。

テブレ:踊るためのスタジオ(体育館)、スタジオ備品のオーディオ装置、鏡、モップ。

セフレ:ZUMBAの曲が入ったCDもね。

チフレ:ZUMBAで使用する曲そのものはハードなの、ソフトなの?

セフレ:曲や音楽は、触ることができないのでソフトになる。次にMoovaのソフトを考えてみよう。

フレア:先生が考えて曲に付ける振り付け。

サブレ:先生のダンススキル。

チフレ:先生の人柄。

カブレ:会員さんの仲良し度合とか親切心も入るのか?

セフレ:そうだね。

テブレ:じゃ、そういうのも含めてMoovaの雰囲気の良さ。ノリの良さ。

セフレ:他に、先生やスタッフがやってることでソフトなことはあるかな?

フレア:Moovaの時間構成、曲の構成を考えるとか。

サブレ:レッスンスケジュール、レッスンのお知らせ、スタジオ(体育館)の申し込み。

カブレ:会員規約。

テブレ:受付要領。

セフレ:MoovaホームページやMoovaのLINE公式アカウントなどもあるよね。

サブレ:世の中なんでもソフトとハードで表現できるんだね。

フレア:あのー。いつも話が横道に逸れるのだけど、そもそもの私の質問、ICTとかIoTの話題というか、説明というか、解説というか、それはどうなったの?

セフレ:次回、その本題に入ることにしよう。


(BTS96に続く)

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