BTS(263)
(BTS262からの続き)
フレア:今回は、蛙化現象についてだよ。
カブレ:蛙化現象って、昔の童話の話だったよな。
テブレ:そうなのか?
チフレ:グリム童話の「かえるの王さま」から派生した言葉だよ。
フレア:どういう時に使うの?
チフレ:好きだと思っている相手が、自分に対して好意を持っていることが明らかになった瞬間に、その相手に対して嫌悪感を持つようになる現象のことだよ。
サブレ:そもそも童話でも、そういう内容の話だったの?
チフレ:違うよ。童話の内容を簡単にいうと、「ある国の王女が池に鞠(まり)を落とします。王女は、池にいた蛙に鞠をとってもらい、その代わりに蛙の望みを叶える約束をしました。その後、蛙の希望通りに王女の城で蛙と食事をし、一緒に寝ることになるが、王女はいざ蛙とベッドをともにするとなると、激しい嫌悪感に襲われ、蛙を壁に投げつけました。すると、蛙は王子様の姿に戻った。」という内容だよ。
テブレ:童話の内容は、蛙化現象として使われている意味とは逆なんだな。
チフレ:現在、蛙化現象として使われている意味は、童話の内容とは正反対のことを意味するのだけど、「気持ちが正反対に変わる」という部分が「蛙化現象」の由来になっているんだよ。
サブレ:最後のオチというか、サビの部分が「蛙を壁に投げつける」っていうのはちょっと酷いよね。
カブレ:そこまで、生理的に受け付けない、嫌なことだったんだろ。きっと。
チフレ:実は、最後の部分は、「蛙を壁に投げつける」ではなく「蛙にキスをする」ことで魔法が解けるというお話もあるみたいだよ。
サブレ:そちらの方が、ちょっとイメージが柔らかくていいよね。
テブレ:でも、さすがに蛙にキスするのは、ちょっと、かなり辛いことだよな。
フレア:で、結局は蛙化現象って何だったの?
チフレ:まとめると、蛙化現象は、恋愛に関することで用いられる言葉で、片思いの時は相手に夢中だったのに、両思いになった途端、相手のことが気持ち悪くなったり、興味を持てなくなったりすることを指すんだよ。
フレア:具体的には、どんな行動になるの?
チフレ:蛙化現象の特徴としては、「好きだと言われてから相手が気持ち悪く感じる、または興味がなくなる」とか、「連絡を取るのが嫌になる」、「スキンシップが嫌になる」又は「自己嫌悪に陥る」ような行動をとることがあるよ。
サブレ:若者の恋愛の中には、相手の仕草や行動、言葉によって、急に覚めてしまうことはあるからね。きっと、誰もが経験したことがあると思うよ。
チフレ:実は、蛙化現象から派生した言葉に「蛇化現象」もあるんだよ。
フレア:それは、どういう意味なの?
チフレ:好意を持った相手のすべてが愛おしくなることを指していて、好きな相手の行動を「蛇が丸呑みするように」全て受け入れることから、そう言うらしいよ。
カブレ:蛙と蛇なー。
サブレ:「蛇に睨まれた蛙」という言葉も、あったよね。
チフレ:それは、恐ろしいものや自分より強い相手の前では、恐怖のあまり身動きが取れず、何もできなくなる様子を表す諺(ことわざ)だよね。
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