BTS(199)

フレア:GWは、何処かにお出かけした?

チフレ:近くの公園でお花見したよ。

テブレ:おー、GWに花三昧か!

カブレ:それ、なんだか「寿司ざんまい」みたいな言い方だな。

セフレ:4月中旬から5月にかけて、様々な花が咲くよね。

サブレ:どんな花を見たの?

チフレ:ボタン、ツツジ、アヤメ、フジ。

セフレ:どれもGWあたりが見ごろの花だね。

フレア:そう言えば、牡丹(ぼたん)と芍薬(しゃくやく)の花って似てるよね。

サブレ:それなら、躑躅(つつじ)と皐月(さつき)の花も似てるよね。

テブレ:更には、綾目(あやめ)と菖蒲(しょうぶ)の花もそうだよな。

カブレ:なんだか、似たモノあるあるになってきたぞ。

テブレ:女性の美しさを表す言葉で「立てば芍薬、座れば牡丹、・・・」って、あったよな。

セフレ:それ「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」だよ。

フレア:それ、どういう意味なの?

セフレ:美人を花で表した江戸時代の諺(ことわざ)なんだけど、美人の姿や立ち振る舞いを花に例えた誉め言葉なんだよ。

サブレ:芍薬は、どう美しいの?

セフレ:芍薬は、すらっと伸びた茎の先端に美しい花を咲かせ香りたおやかなことから、薫り高くすらっとした美しい女性を表す花として選ばれたんだよ。

フレア:じゃ、牡丹は?

セフレ:牡丹と芍薬は、ともに同じボタン科の花なんだけど、芍薬は草で牡丹は木なんだよ。その違いから、牡丹は枝分かれして横向きの枝に花を咲かせるため、まるで座っているかのように見えることから、女性の座った姿を表す花になったんだよ。

テブレ:最後の百合は?

セフレ:百合の花は、しなやかな茎の先にややうつむき加減に花が咲き、その花が風をうけて揺れる様子が、まるで女性が優美に歩いているように見えることからなんだよ。

チフレ:ちなみに、芍薬、牡丹、百合の花は、4月から順番に咲いていく花でもあるんだよね。

カブレ:そうなのか?

セフレ:そう。牡丹は4月末から5月の始め頃、芍薬は5月中旬から6月末頃、百合が6月から8月頃に咲くんだよ。

フレア:ところで、牡丹と芍薬、躑躅と皐月、綾目と菖蒲の花の違いを教えてよ。

セフレ:うん、それは次回にしよう。


(BTS200につづく)

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