BTS(194)
フレア:かぼすちゃん、どうした? 何故、話題に出ない。 どこに行った?
テブレ:フレア、まだ覚えていたのか。
フレア:BTS185から既に8回も先送りされているんだよ。
セフレ:じゃ、今回はかぼすちゃんで行こう!
フレア:やっと、なんだね。もう、待ち疲れたよ。
セフレ:かぼすちゃんはメスの柴犬で、もともとは保護犬だったんだよ。
フレア:何故、保護犬になってしまったの?
セフレ:ブリーダーの廃業によって動物愛護センターに保護犬として持ち込まれたからだよ。
テブレ:通常、動物愛護センターに持ち込まれた保護犬は殺処分になることが多いよな。
セフレ:そうだね。
フレア:じゃ、何故、かぼすちゃんは殺処分にならなかったの?
セフレ:全部で19匹、動物愛護センターに持ち込まれたらしいのだけど、保護犬の里親募集を見た佐藤さんによって殺処分を免れたらしいよ。
フレア:飼い主の佐藤さんとの出会いは?
セフレ:佐藤さんは、もともと犬を飼っていたらしいのだけど、その犬が亡くなってしまったこと、里親募集をたまたま見かけたこと、愛護センターが近所にあったこと、かぼすちゃんの穏やかで優しそうな表情が印象的だったことが理由らしいよ。
フレア:じゃ、かぼすちゃんが有名になったきっかけは?
セフレ:飼い主の佐藤さんが2010年2月にブログに投稿した「流し目」をするかぼすちゃんの写真がきっかけなんだよ。(写真1参照)
フレア:なんか微妙な表情だね。
セフレ:この写真が、あるアメリカ人の目に留まり『この写真いいなぁ』と思って、アメリカのサイトに載せたらしいよ。そしたら、そのサイトを見た人達が、かぼすちゃんの写真を使って遊び、次から次へと拡散されミーム化(ネットで拡散される面白ネタ)していったんだって。(写真2参照)
フレア:かぼすちゃんの写真の表情が、いじり易かったっていうことなのかな。
セフレ:飼い主の佐藤さんは、その後もブログにかぼすちゃんと2匹の子猫の写真を掲載していったんだよ(写真3参照)。今は猫3匹だけどね。
フレア:飼い主の佐藤さんは、子猫も飼っていたんだね。
セフレ:3匹の子猫も保護猫だったんだよ。名前は「つつじ」(メス)、「ぎんなん」(オス)と「オニギリ」(オス)だよ。
フレア:かぼすちゃんの凄いところは他にないの?
セフレ:写真集(写真4参照)やカレンダーの販売、柴犬かぼすの連載(写真5参照)、旧ツイッター(現X)のロゴが青い鳥からかぼすちゃんに数日間(2023年4月4日~7日)差し替えられた(写真6参照)り、死亡(2024年5月25日)後には地元の千葉県佐倉市にかぼすちゃんモニュメント(写真7参照)が設置され、デザインマンホール(写真8参照)も作られたんだよ。
フレア:かぼすちゃんの写真に多くの人たちが癒されたんだね。きっと。
写真1 「流し目」をするかぼすちゃん
写真2 ミーム化したかぼすちゃん
写真3 かぼすちゃんと子猫
写真4 かぼすちゃんの写真集
写真5 連載柴犬かぼす
写真6 旧ツイッターのロゴ
写真7 かぼすちゃんモニュメント
写真8 デザインマンホール
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